【奈良国立博物館】東大寺の伝統行事「お水取り」の世界を深く知る特別陳列開催

奈良県奈良市の奈良国立博物館にて、2025年2月7日（土）～3月15日（日）の期間で特別陳列「お水取り」を開催する。

お水取りは正式には修二会（しゅにえ）と言われる東大寺の二月堂でおこなわれる仏教法会。天平勝宝4年（752）以降、一度も絶えることなく1250年以上にわたって勤め続けられてきている伝統行事だ。

基本的には非公開の行法であるため、一般にはうかがい知れない神秘性を多く含んだ行事でもある。そんな「お水取り」の理解を深め、展覧会を通じて魅力を感じてもらえるようにと、毎年お水取り（修二会）が行われる期間（毎年3月1日～14日）にあわせて開催されるのが特別陳列「お水取り」。

実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などが展示される。

「お水取りが終わると春が訪れる」と言われている奈良の伝統行事への理解を深めよう！

開催概要

●開催期間
2025年2月7日（土）～3月15日（日）

●会場
奈良国立博物館西新館（奈良市登大路町 50）

●開館時間
9：30～17：00　
※なら瑠璃絵期間（2月8日～14日）・東大寺二月堂お水取り（修二会）期間（3月1日～14日）中は18：00まで、3月12日（籠松明の日）は19：00まで
※入館は閉館の30分前まで
※その他、臨時に開館時間を変更することがあります。

●休館日
2月16日（月）・24日（火）
※2月9日（月）・23日（月）・3月2日（月）・9日（月）は月曜日ですが開館します。

●観覧料金
一般700円、大学生350円
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID（スマートフォン向け障害者手帳アプリ）をお持ちの方（介護者1名を含む）は無料

●アクセス
近鉄奈良駅下車徒歩約15分または JR奈良・近鉄奈良駅から市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」下車すぐ

●問合わせ先
ハローダイヤル（050-5542-8600）

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