「ふれる光」三輪途道展が奈良県立美術館で開催【奈良ゆかりの現代作家展】
触れて楽しむ展覧会
奈良県立美術館では、2026年度「奈良ゆかりの現代作家展」の企画として、全盲の彫刻家・三輪途道(みわ みちよ)さんによる展覧会「ふれる光」を開催します。
目で見るだけじゃない、新しい鑑賞体験があなたを待っています。
三輪途道ってどんな彫刻家?

三輪途道さんは1966年に群馬県で生まれ、現在も群馬県を拠点に活動する彫刻家です。東京藝術大学大学院で保存修復技術を学び、修了制作では東大寺俊乗堂に安置されている重源上人像の模刻を行いました。
さらに2002年には東大寺の菩提僊那像も手がけるなど、奈良の仏教文化に深く関わってこられました。
技術的な基盤は仏像制作にありながら、日常を木彫で表現するスタイルが三輪さんならではの個性。土着性を重んじ、自分の足元を掘り下げることを制作の核に据えています。
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30代後半から網膜色素変性症により視力が低下し、50代前半に全盲となった三輪さん。それでも表現の歩みを止めず、素材を木彫から粘土に変え、今は手の感覚だけで作品を制作し、「ふれて鑑賞する」展覧会を開催しています。「見えなくなっても美術館に行きたい」という思いから一般社団法人メノキを立ち上げ、視覚障害のある人とアートをつなぐ活動も続けています。
本展覧会の見どころ

本展覧会では、光明皇后をイメージした新作「光の存在-光明観音」を中心とした作品展示と、触って鑑賞する「触察板の体験展示」、三輪さんご本人が滞在し公開制作をする「触察鑑賞ラボ」の3つパートで三輪途道の表現と活動を紹介します。
触察板の体験ワークショップ-1024x743.jpg)
奈良ゆかりの人物をモチーフに、三輪さんがどんな「光」を表現したのか、「さわって鑑賞する」とはどういうことなのか、ぜひその目と手で確かめてみてください。
◆公開制作
日時:7月22日(水)、29日(水)、8月5日(水)
14:00~16:00
会場:触察鑑賞ラボ
イベント概要
イベント名: 奈良ゆかりの現代作家展 ふれる光 三輪途道
開催期間:2026年6月27日(土)~ 8月23日(日)
会場:奈良県立美術館ギャラリー
料金:無料
奈良県立美術館
住所:奈良県奈良市登大路町10-6
電話:0742-23-3968
開館時間:9:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日、7月21日(火) ※7月20日(月・祝)は開館
アクセス:近鉄奈良駅 1番出口から徒歩5分/JR 奈良駅 東口バス乗り場より奈良交通バス 「県庁前」下車
駐車場:近隣に有料Pあり


