【ぱーぷる先行取材】ここが奈良の「新・避暑地」。中川政七商店『鹿猿狐ビルヂング』5周年イベント・涼づくしの夏 が6月12日より開催

鹿猿狐ビルヂング

暑い夏を心地よく。奈良の涼を五感で味わう

年々、夏の訪れが早まる奈良。それでも観光は楽しみたいし、名所もめぐりたい。ひと歩きして汗ばんだら、どこかで涼をとりたくなりますよね。

そんなときにおすすめしたいのが、猿沢池にほど近い『鹿猿狐ビルヂング』。この夏、“奈良の新・避暑地”と銘打った、涼やかなイベントが催されます。

鹿猿狐ビルヂング

中川政七商店が運営する『鹿猿狐ビルヂング』は今年で開業5周年、季節ごとのアニバーサリーイベントが順次開催されています。春の「鹿づくし、春の祭典」に続く第2弾のテーマは、「涼づくし、奈良の新・避暑地」。6月12日(金)から8月31日(月)までの開催です。

編集部が体験してきた内容を、一足お先にご紹介します。

そうめん発祥の地で、自分の“推しそうめん”を見つける「推しそうめん総選挙」

鹿猿狐ビルヂング
夏ならではのわくわくを味わいに行ってみては

イベントの目玉となるのが、館内に登場する全長12m級の巨大な流しそうめんスライダー。1階エントランスから中庭へと続く、迫力たっぷりの仕掛けです。

この流しそうめんスライダーを使い「推しそうめん総選挙」が行われます。奈良は、そうめん発祥の地。その奈良で、作り手や素材の異なるそうめんを食べ比べながら、自分だけの“推し”を見つけられる催しです。

鹿猿狐ビルヂング

0.6mmの極細そうめんや、本葛を使ったつるりとした喉ごしのそうめんなど、その違いは想像以上に奥深いもの。細さ、コシ、喉ごしを比べていくうちに、ふだん何気なく食べていたそうめんの世界が広がっていきそうです。

【推しそうめん総選挙】

開催日程:6/13(土),20(土),27(土)
7/11(土),18(土),25(土)
8/1(土),8(土),15(土)
時間:11:00~15:00頃

※荒天中止
※参加無料・予約不要

「すき焼きの方程式」から生まれた、㐂つね初の和かき氷「氷椀」

鹿猿狐ビルヂング

今回のイベントで、ぜひ味わってほしいのが、鹿猿狐ビルヂング1階にあるすき焼き割烹『㐂つね』が手掛ける初のかき氷。その名も「氷椀(こおりわん)」です。

「すき焼きも、卵をつけたり七味をかけたり、味を変えながら召し上がっていただきます。氷椀も同じように、食べ進めるたびに味わいが変わって、最後まで飽きずに驚きがあるように設計しました」と話してくれたのは、『㐂つね』の折田さん。すき焼き屋ならではの”味の方程式”を、そのままかき氷に持ち込んだ、魅惑の氷椀2種。

味は「金」と「黒」

鹿猿狐ビルヂング

「氷椀 金」は、金胡麻ときな粉、みたらしプリンの一椀。一番下にキャラメリゼしたバナナとピーカンナッツ、真ん中にプリンと自家製の求肥を忍ばせ、上からきな粉と金の練りごま、みたらしソースを重ねています。

みたらしソースはカラメルと割り下で作られ、すき焼き屋らしい甘じょっぱさが後を引きます。スプーンを進めるうちにあらわれるカラメルのほろ苦さと、最後に届くバナナの甘酸っぱさ。一椀のなかで、味の表情が次々と移ろっていきます。

鹿猿狐ビルヂング

「氷椀 黒」は、黒胡麻と酒粕アイスの一椀。黒練りごまと黒蜜のソースに練乳を合わせ、酒粕のアイスと求肥、ピーカンナッツのキャラメリゼを重ねた、奥行きのある味わいです。一番下には、甘く煮た黒豆とオリーブがひそんでいて、最後のひと口まで発見が続きます。

さらに、お揚げをのせた「にゅうめん」など、このメニューでしかいただけない「シメ」も用意されています。冷たい氷のあとに、あたたかなにゅうめんでほっとひと息。イベント限定のこのセット、ぜひ楽しんでみてください。

【㐂つね初の和かき氷】

場所:㐂つね
価格:単品2,200円、食事とのセット+1,000円で変更可
 ※単品はランチタイムのみ、ディナーはコースとのセットのみの提供
提供時間:ランチタイム、ディナータイム

今しか味わえない、『猿田彦珈琲』のコーヒーフロート

鹿猿狐ビルヂング
ジェラートとアイスラテが、暑さでほてった体に染み渡る

ひと休みに立ち寄りたいのが、館内1階の『猿田彦珈琲』。自慢のカフェラテに、ジェラートで一番人気のピスタチオを合わせた、贅沢なコーヒーフロート(イートイン980円)が登場します。

グラスの上に乗せられたのは、ピスタチオをふんだんに使ったジェラート。ナッツの粒を感じる濃厚な味わいと、香ばしい風味が口いっぱいに広がります。

テイクアウトもできるので、暑い日の奈良散策のお供にもぴったりです。

茶論の白いかき氷と、夜の燈火の茶会

鹿猿狐ビルヂング

中川政七商店の茶道ブランド『茶論(さろん)』では、毎夏人気の「白いかき氷」がいただけます。奈良の老舗『樫舎(かしや)』が4時間かけて煮詰めた練乳を使った、茶論オリジナルの一杯です。

氷は日乃出製氷の大和氷室。口当たりはふんわりと軽く、それでいて練乳のコクと丹波産あずきのやさしい甘みがしっかり感じられます。寒天のつるんとした喉ごしも心地よく、最後まで飽きない味わいです。

鹿猿狐ビルヂング

別添えの濃茶(+330円)をかければ、抹茶の苦みと甘みを、自分好みに“味変”しながら楽しめます。

鹿猿狐ビルヂング

そして茶論のもうひとつの魅力が、この空間。江戸時代から残る中庭と、絵師・内藤其淵が描いた鹿の屏風絵を間近に望みながら、ゆったりとお茶の時間を過ごせます。

なお、8月1日・2日の二夜限りで、「奈良の涼を味わう燈火の茶会」も開催されます。なら燈花会の灯りが街を包む夜、蝋燭の灯を手に猿沢池と茶論をめぐる、特別な体験です。

【奈良の涼を味わう燈火の茶会】

場所:茶論
日程:8/1(土)・2(日) 各回5名
時間:19:00~20:00
価格:8,800円

※予約制(予約サイト https://peatix.com/group/10287815/)

かや織ふきんに、奈良の涼を写し取る

2階の中川政七商店 奈良本店では、奈良土産の定番「かや織ふきん」に、奈良ならではのモチーフをスタンプする「かや織ふきんづくり」が体験できます。

鹿猿狐ビルヂング

真っ白なふきんに押していくのは、かき氷や金魚、そうめん、鹿。夏の奈良を思わせる、このイベントのために作られた特製スタンプです。

色を重ねたり、絵のように散らしたり、夢中になって手を動かすうちに、自分だけの“奈良の夏”がふきんの上に立ちあがっていきます。

あて布をしてアイロンをかけると、インクがしっかり定着するとのこと

「かや織」の「かや」とは、蚊帳のこと。風を通す涼やかなふきんは、まさに夏の風物詩です。ふきんに今日見てきた奈良の風景を写し取れば、旅の記憶ごと持ち帰れる、特別な一枚に。

【かや織ふきんづくり】

場所:中川政七商店 奈良本店 2階
日程:6/12~14,20,21,27,28
7/4,5,11,12,18~20,25,26
8/1,2,8,9,11~16,22,23,29,30
時間:11:00~18:00

※参加料:550円・予約不要

涼を巡ったあとは、奈良のものづくりと歴史にも

『鹿猿狐ビルヂング』には、今回ご紹介した夏の催しのほかにも、奈良の魅力が詰まっています。中川政七商店310年の歴史をたどる「時蔵」や、奈良晒のものづくりに触れられる「布蔵」など、常設の見どころもさまざま。

施設そのものの楽しみ方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。あわせて読んでいただくと、奈良巡りがいっそう深まるはず。

暑さを我慢するのではなく、心地よく過ごす知恵に変える。そんな“奈良の新・避暑地”で、この夏だけの涼やかなひとときを過ごしてみませんか。

※表示価格はすべて税込です。(最新の情報は各店舗にてご確認ください)

イベント概要

イベント名:鹿猿狐ビルヂング5周年企画 第2弾「涼づくし、奈良の新・避暑地」
開催期間:2026年6月12日(金)〜8月31日(月)
会場:鹿猿狐ビルヂング
住所:奈良県奈良市元林院町22番
料金:無料(各コンテンツは有料)
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約7分/JR関西本線 奈良駅から徒歩約15分
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)

公式サイトはこちら


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