近鉄奈良駅から徒歩14分！「ユニークさ」もある大正時代の町家【奈良町にぎわいの家｜奈良市】

近鉄奈良駅から徒歩14分。

奈良県奈良市にある登録有形文化財『奈良町にぎわいの家』をご紹介。

奈良町にぎわいの家とは？

大正6年に建築された町家を改修し、『奈良町にぎわいの家』として2015年4月開館。

「奈良の町家としては特異で、伝統にとらわれず自由な発想により生み出された大正期の町家として、価値の高い建物」（奈良市HPより）として、2017年に登録有形文化財となった。

「当時の暮らしや文化を体感できる施設」
としてイベントや伝統行事などを行っている。

ユーモアあふれる箇所も！

六帖の間のふすまの引手を見てみると華っぽいものが！

蓮か何かかと思ったら、「茗荷（みょうが）」だそう。

他にもウサギや龍などがどこかに隠れていたりするので、探してみて！

元は古美術商の店舗兼住宅ということで、資産家ならではの「遊び」も所々に隠されている。

「奈良」の歴史が詰まった「和室八帖茶室床設え」

また、「和室八帖茶室床設え」にも面白い部分が。

右の床柱をよくよく見てみると何やらほうきのような物が。

これ「お水取り」の際に使われたお松明。

この「和室八帖茶室床設え」には他にも、床柱に「東大寺大仏殿の屋根の古材」が使われたりと、奈良を感じられるスペースとなっている。

イベントも盛りだくさん

『奈良町にぎわいの家』では、年間70回以上ものイベントが開催されている。

今回訪れた際にも水墨画、おはぎづくりの体験が行われていた。

予約なしでイベントに参加できるが、絶対に参加したいイベントの場合は予約をして訪れるのがおすすめ。

みなさんも昔の奈良の町家を楽しんでみて。

奈良町にぎわいの家

概要

●場所
〒630-8333
奈良県奈良市中新屋町5

●会館時間
9：00～17：00

●休館日
水曜

●入館料
無料（イベントは別途料金が必要な場合あり）