日本一の柿のまち。食べて楽しめる柿メニューがずらり、五條市役所隣接のカフェ
日本一の柿のまちで見つけたお店
奈良県五條市は、柿の収穫量が市町村別で日本一。「日本一の柿のまち」として知られています。

そんな五條市の市役所に隣接している「にぎわい棟」。市役所を訪れた際、気軽に立ち寄れる立地ながら、地元特産の柿や柿の葉を使ったメニューを楽しめる五條の魅力が詰まったスポットです。
同市西吉野町に本社を構える、地元の柿を使った商品『柿の専門』を生み出している石井物産が運営し、こちらにはカフェスペースと物販コーナーがあります。
なぜ市役所の隣にカフェ!?

公共施設内にある一般的な食堂とはひと味違い、街なかのカフェのような店舗が市役所に隣接しているのは、奈良県内でも珍しい存在。
この施設は、五條市役所の新庁舎移転に伴い実施された「にぎわい棟活用」に関する公募に応募したことをきっかけに誕生しました。テナントとして独立した運営形態でありながら、”五條市に恩返しがしたい”という社長の強い想いを原動力に営業されています。
提供する食材は柿だけでなく、肉などの原料や産地にもこだわり、一つひとつ丁寧に選定。お客さまに安心しておいしいものを届けたい、そして子どもたちに健やかに成長してほしい——そんな願いが込められています。
想像以上に柿づくし

柿の葉を使った豊富なメニューに、驚かれるお客さまも多いそう。
奈良県民にとって郷土料理である柿の葉寿司から、柿の葉は寿司を包むものとしてのイメージが定着しています。しかし自社の研究所において、柿の葉は栄養価が高いことが分かったとのこと*。
試作段階で味の調整に苦労したのでは、と尋ねたところ、柿の葉自体にクセがないため、意外にも大きな苦労はなかったそうです。
*自社工場は奈良県HACCP認証と有機JAS認証、自社農園は有機JAS認証済み
KAKIHAうどん定食 800円

無添加の柿の葉を練りこんだうどんに、奈良県の名物である柿の葉寿司のお得なセット。
柿の葉特有のクセはなく、さっぱりとした味わい。つるつるとした細麺はのど越しも良く、つゆの風味と薬味の爽やかさが相まって、最後まで心地よく味わえます。
柿ソフトクリーム 300円

牛くんが、おしゃべりしながら、巻いて提供してくれるソフトクリーム。ワクワクしながら見届けている間に完成。
干し柿になる一歩手前の最も美味しい瞬間を閉じ込めた冷やし柿と柿ジャムを配合した干し柿ソースは、あっさりとした甘み。ソフトクリームとの相性抜群です。
柿を味わい尽くそう

他にも、柿の魅力をさまざまな形で楽しめる、多彩なメニューがそろいます。
こちらの「KAKIHAパフェ」や「柿酢カッシュ」などのスイーツやドリンクメニューのほかに、「柿ーマカレー」、「柿ボナーラ」「柿ナポリタン」といったユニークなネーミングのフードメニューまで、とことん柿づくし。
取材中、あまりの美味しさに柿ーマカレーをおかわりするお客さまも見られました。

カフェに併設された物販コーナーには、「柿もなか」など、柿を使ったお菓子などが販売されています。
カフェ以上の存在に。地域の交流を育むスペースへ

平日は、市役所に立ち寄った人や近所に住むお客さまが主に利用し、休日は、家族連れや観光客でにぎわっているという「にぎわい棟」。
店内のカフェスペースは、各種教室や歌などのサークル活動の発表の場として利用することもできるとのこと。地域の交流拠点としての役割も担っています。
現在はレンタル料を設けておらず、利用者にはドリンクの注文などを条件にスペースを提供しているそうです。利用に興味のある方は、ぜひ問い合わせてみてください。

また、前職が保育士である社長の奥様の希望により、月に一度子ども食堂も開催されています。
柿の生産が盛んな町ならではの味を楽しめるだけでなく、地域の人々が自然と集い、世代を超えた交流が生まれる場所としても、親しまれています。
※表示価格はすべて税込です。(最新の情報は店舗にてご確認ください)
柿の専門 にぎわい棟店

住所:五條市岡口1丁目3-1(五條市役所 敷地内)
電話番号:070-8513-9922
営業時間:【月〜金】9:30~16:00/【土日祝】10:30~16:00
※現在、土日祝日は、物販・コーヒー・ソフトクリーム・パンのみの営業(事前予約の場合食事も利用可能)
駐車場:五條市役所に準ずる
アクセス:JR和歌山線五条駅から徒歩5分



