大和郡山市の古刹「松尾寺」でバラ園開園!心癒す香りで感じる初夏の訪れ
古刹のバラ園が開園!
日本最古の厄除け霊場として知られている、奈良県大和郡山市に位置する「松尾寺」。
静寂な山間に佇む本堂や境内は、四季折々の自然に包まれ、風情豊かな姿を見せてくれます。
そんな松尾寺では、恒例のバラ園が始まり、色鮮やかに咲き誇る美しいバラの花々を楽しむことができます。
やわらかい香りを放つバラ園

訪れたのはバラ園が開園して間もない5月11日(月)。
まだ咲き始めで、一見すると緑が多くも見えますが、近づいてみると、色とりどりのバラが咲き、上品でやわらかいバラの香りが漂っています。

色や大きさはもちろん、花びらの形や枚数もさまざまで、素朴で可憐な一輪もあれば、思わず見惚れるほどの大輪も。ここがバラ園でなければバラとは気づかないような、個性豊かな品種にも出会えます。

松尾寺のバラ園は昭和27年、バラが好きだった先代の住職が境内に花畑をと、バラを植えたのが始まり。
以来、当時の日本ではまだ珍しかった「蔓バラ」をはじめ、世界各国のバラを栽培し、“松尾寺のバラ園”として知られるように。

バラは手入れが難しいことでも知られますが、こちらでは開花時期に限らず、一年を通して愛情を注いで手入れが続けられています。
「松尾寺のバラ園の季節だな、と気軽に足を運んで楽しんでほしい」という開園当初からの願いにより、今も変わらず入園は無料。その温かな心遣いも、長く愛される理由の一つかもしれません。
おすすめの楽しみ方は?

案内してくださった住職代行におすすめのバラを尋ねたところ、
「ブラックローズなど珍しいバラもありますが、ひとつひとつ違うバラの香りを楽しんでいただきたいです」とのこと。

そう教えていただいて、バラの香りをかぐと、確かにどれも違います。甘さを感じる香りや、貴婦人の香水のような香りまでさまざま。
色や大きさのバリエーションに目を奪われがちですが、香りに着目してお気に入りを見つけるのも楽しみ方のひとつですね。
バラの見頃は?


松尾寺のバラの見頃は、5月20日~30日頃との予想です。この時期には香り立つ満開のバラが見られるかもしれません。例年、6月上旬頃までは楽しめるとのことです。
松尾寺 バラ園

開園期間:2026年5月9日(土)~ 閉園は開花状況によりHPでお知らせ
開園時間:9:00~16:00
場所:松尾寺お花畑
料金:入山料無料・見学無料・駐車場無料
バラ園だけじゃない、松尾寺の見どころ

重要文化財に指定されている入母屋造り本瓦葺の本堂前では、約7,000輪のユリを生育中です。6月下旬には一斉に開花し、境内を華やかに彩りますが、花が咲く前の青々とした葉を茂らせた鉢が整然と並んでいるのもまたいいものです。

ほかにも、新緑に包まれた三重塔や七福神堂、厄除の鐘、“大和の名水100選”にも選ばれている霊泉なども見どころ。
周囲を深い緑に囲まれた山寺ならではの落ち着いた雰囲気と、美しく咲くバラ園に癒される初夏の松尾寺に、ぜひ足を運んでみてください。
大和 松尾寺

住所:奈良県大和郡山市山田町683 松尾山
電話:0743-53-5023
拝観料:入山料無し、お堂の中の拝観は拝観料が必要
駐車場:数か所あり、合計約100台駐車可能
公式サイトはこちら


