イベントアート
2022/01/30 07:30
ぱーぷる

【大和郡山市】大和郡山の悠久をつむぐ開催

【大和郡山市】大和郡山の悠久をつむぐ開催

古今の技がコラボする、つくり手からのメッセージ
大正13年(1924年)に建てられた町家物語館 (旧川本邸)は国の有形文化財に指定され、「大和郡山」のかつての栄華を今に伝える貴重な遺構です。このことは、「大和郡山」の文化と歴史の重厚さの証です。その文化と歴史が長く続いていることを伝承します。

今までも、そして、これからも。
およそ100年前に建てられた町家物語館の価値を「発信」する仕掛けとともに、「手仕事」に拘る作り手たちの技や表現とのコラボレーション企画展。このイベントを通じ、町家物語館(旧川本邸)を大和郡山の文化と歴史のシンボルとして発信し、文化資源や観光資源として市域内外からの集客を図り、子どもから高齢者までのあらゆる世代が誇りを持てる、大和郡山のまちづくりをサポートします。

イベント内容


インスタレーション
クリエイター達がストーリーの進展を示唆すると同時に奥行きのある会場の空気感を取り込み空間表現。

インスタレーション
「よろこび」山本志保
蚊帳のなか、みんなで集まれば、ふわふわと「よろこび」が浮かんでくる。みんなで集まる愉しいひと時。
それぞれの「よろこび」が浮かぶ空間を布地・模様・音で表現する。

写真展『multiple position』
HAKOBI(松本輝+松下凌汰)による初の作品展。「それではないものとして、それになる」をコンセプトに、
布に写真を刷る、組み写真にAIを用いるなど、写真と写真でないものの重ね合わせを表現。

インスタレーション
『書中遊』落合恵理
江戸時代には書の文字と花の絵を組み合わせた作品のスタイル、南画が流行しました。南画の組み合わせの妙を今
回は書の作品と生花の組み合わせに変えて再現を試みます。

インスタレーション
「福寿文花器の世界」渡辺大輔
甲骨文字の百寿と2種類の福の文字を施した作品。遠目では模様に見え、近くで観ると福寿文字が分かる花器の数々。

プログラム2


呈茶席「宙庵」
後藤英人
デザイナーである亭主が茶席を設え、薄茶とこの日のための御菓子でおもてなしいたします。

プログラム3


「地域経済学からみた大和郡山市の栄華を伝える」
旧川本邸の存在は、大和郡山市の経済的な栄華を今に伝える貴重な遺産です。建築期の大正から昭和初期にかけて、大和郡山市には絣や綿などが集積し、奈良県内有数の経済的な発展を遂げていました。当時の経済的な発展の規模を、他の都市と比較し、大和郡山市の経済力について専門家による講演会を実施。

プログラム4


工芸作家による展示販売
町家の小部屋を使用し、奈良を中心とした若手工芸作家18名が良質な作品を展示販売します。

イベント概要


【イベント期間】2022年3月12(土)~13日(日)
10:00~17:00(最終日は16:00まで) 入場無料

【会場】町家物語館(旧川本邸)
    〒639-1144 奈良県大和郡山市洞泉寺町10

【主催】なら悠久をつむぐ実行委員会

【主催者】三島俊明(担当者)
〒639-1031 奈良県大和郡山市今国府町361-91

【問い合わせ先】090-5900-8817(三島)・090-1898-3149(堀部)

【大和郡山市】大和郡山の悠久をつむぐ開催

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