2021/03/20 01:00
【ちゃつぼ 芳魂庵(ほうこんあん)/葛・カフェ・おみやげ】くずのおいしさが忘れられない、リピーター多数の茶店
吉野山巡りでちょっと一息したいなら『ちゃつぼ 芳魂庵』で一休み。
こちらは吉野山で最初にくず餅とお茶を提供したお店として知られている歴史あるお店。
さまざまな産地を周り、厳選した素材で作られるくずのお菓子は何個でも食べられるおいしさ。同店、自慢の手作り菓子をご紹介!
くずきりのもっちり感とのどごしの良さに感動!
くずきり(お番茶付き) 900円(税込)
注文を受けてから作られ提供される「くずきり」はできたてそのまま。一番おいしいその瞬間に食べてもらいたいと作り置きは一切しない。くずきりのそのおいしさに「今まで食べたくずきりは何だったの!?」となるお客さんもいるのだとか。
添えられている黒蜜も自家製のもので、しっとりコクがある濃厚な黒蜜。こちらにもたっぷりつけて食べてみてほしい。竹の器も店主の自家製なので趣と温もりが一段と感じられる。
厳選した素材でつくられたくずのお菓子
おうす(お抹茶)とくず花 700円(税込)
吉野産の畑で作られたあずきや大豆を使用したくずのお菓子もおすすめ。
「くず花」は毎朝炊き上げられたつぶあんを使用し。できたてのくず餅で包んだ同店オリジナル商品。吉野の場所によっても全く味が違うという中から厳選されたあずきからつくった粒あんは、粒がしっかりとしており、甘みもやさしい甘さ。もちもちの弾力のお餅との相性抜群!
おうす(お抹茶)とくず餅 700円(税込)
「くず餅」は手で感触を見ながら炒った大豆を挽いて粉にしている自家製のきな粉。香ばしいきな粉の香りが鼻に抜ける。豆の本来の甘さが十分にあるので、砂糖は入っておらず自然な甘みで楽しめる。
自慢のあずきをたんまり食べるなら「くずあずき」
くずあずき(お番茶付) 700円(税込)
あずきが好きな方には「くずあずき」がおすすめ。程よい甘さで、粒をしっかり感じることができるあずきを存分に味わうことができる。どんどん口に運んでしまうおいしさのあずきをぜひ堪能してみて!
先代から受け継ぐレトロな調度品も味わい豊か
年代物の茶釜や火鉢などは先代のお母様から引き継いだもの。そのレトロな雰囲気もじっくり楽しんでみてほしい。
坂口店主
お菓子とお茶のおいしさだけではなく、店内の雰囲気や店主夫婦の人柄にもホッとさせられる『ちゃつぼ 芳魂庵』。さぁ、のれんをくぐって、癒しの空間に足を踏み入れてみて!
https://par-ple.jp/gourmet/?area%5B%5D=yoshino-higashiyoshino-oyodo-shimoichi
ちゃつぼ 芳魂庵(ほうこんあん)
- 住所/奈良県吉野郡吉野町吉野山550
- 電話/0746-32-8207
- 営業時間/9:00〜17:00
- 定休日/不定休
- 駐車場/無(近隣に有料Pあり)