【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】2022年奈良のラーメンシーン全振り返り！！後編＜奈良ラーメン新時代＞vol.28

【ラーメン家みつ葉】

“泡系”と称される、ふんわりエアリーな鶏豚骨のスープにモチモチの自家製麺、ブラックペッパーがアクセントのレアチャーシューや味の染みたメンマも絶品で、奈良のラーメンを語る上で外せない名店です。
今後も20年、30年と歴史を重ねられるように応援したいと思います。

ほかにも当コーナーではまだご紹介しきれていないお店もありますが、今年は多くの新店が奈良に誕生しました。
【銀影丸】、【出藍ノ誉】、【豚骨らーめんありが豚】、【まぜそばくるり】、【牡蠣衛門衛門】
など、新しい風が奈良に吹いているので注目したいですね！

そして、人気ラーメン店の動向にも注目！

無添加でポルチーニオイルの香り漂う醤油ラーメンが看板メニューの【中華そばおしたに】の2号店【煮干しらーめんおしたに】が、奈良市に9月にオープン。

【麺のようじ】

奈良の銘柄鶏である大和肉鶏から贅沢に出汁を取った塩ラーメンは、あっさりとしていながらコクや旨味がたっぷり。
グツグツ煮え立つつけ麺や多彩な限定メニューにも注目です。

橿原市で人気の【麺屋しりとり】は、セカンドブランドとなる油そばのお店【油そば松風】を河合町へ出店されました。

香味油とタレで食わせるシンプルな構成の一杯となっています。

11月には、フランチャイズ店舗にはなりますが京終の鶏白湯の名店【麺屋 NOROMA】の店舗が『イオンモール大和郡山』の1階に誕生！
買い物最中に気軽に味わえるのが嬉しいですね♪

そして、過去に“バラエティーとんこつ”の店として紹介した【一望】は、8月より屋号をリニューアルして【豚そば専門店一望】として営業を再開。
濃厚な豚そばはもちろん、蟹塩の豚そばも蟹を全面に押し出した個性的な一杯なので注目です！

一方で、『ミシュランガイド奈良2022』ではラーメン店もビブグルマンとミシュランプレートに掲載されました。
＜ビブグルマン＞＝コストパフォーマンスが高く上質な料理を提供するお店には

【中華そばおしたに】

【麺屋一徳】

の2店舗。

＜ミシュランプレート＞＝ミシュランの基準を満たした料理を提供するお店（＊特別版のみ掲載）には、【らぁめんトリカヂイッパイ】、【麺屋 K】、【みなみ食堂】の3店舗が掲載されました。

このように、今年の奈良のラーメンシーンを振り返ってみると盛りだくさんの内容となっています。
11月19日には富雄に新店も登場しましたし、2023年には奈良で独立されるお店の情報もあるなど、今後も目の離せない状況は続くと思います。このコーナーを通じてしっかりと伝えて行きますので、今後ともよろしくお願いします！

最後になりましたが、コロナ禍や食材の高騰によってラーメン屋、飲食店は厳しい状況に立たされています。

そんななかで頑張っておられるお店にRESPECTを持ちながら、来年の2023年も奈良を中心に関西のラーメン情報を全国へ伝えていきたいと思います。

良いお年を！