2022/11/07 18:00
ぱーぷる
【王寺町】みんなでつくる明神山烽火MAPプロジェクト
「みんなでつくる明神山烽火MAPプロジェクト」は、2022年11月12日(土)、12月15日(木)、2023年1月7日(土)に、奈良県北葛城郡王寺町にある明神山から烽火(のろし)を上げる企画。
どのような天候のもと、どのような方角ならどの程度、烽火が見えるのか。
参加者には、烽火の写真を投稿フォームから寄せてもらい、時代の証言者になってもらうこのイベント。
集まった写真・位置情報をもとに、烽火が見えた範囲のMAPを作成。
1月7日(土)には、明神山と奈良県明日香村を烽火でつなぐ試みも!
王寺町明神山について
明神山は標高わずか273.6mだが、奈良・大阪方面ともに眺望がきく山。
奈良と大阪を分ける生駒・金剛山地にあって、北にその山々を切り抜く大和川が流れる。
飛鳥時代の663年、白村江で大敗した日本は、唐・新羅連合軍に侵攻されるのを恐れ、対馬、壱岐、九州、瀬戸内から生駒山地の高安に城を築いた。
同時に、烽火による連絡ルートも整えて有事に備えたそう。
明神山は、城や烽火を築いたと考えられる記録や遺跡はないけれど、明石海峡が鮮やかに眺望でき、飛鳥方面の畝傍山が見え、高安城とも連絡可能な立地にあることから、付近に烽火台があったことも想像される山。