【新店】人とひとを繋ぐ奈良市のカフェ｜Astral Ray Coffee

奈良県奈良市新大宮に2022年6月20日オープンしたカフェ『Astral Ray Coffee（アストラルレイコーヒー）』。

元保育士の芝田さんと、元高校教師の飯島さんがオープンしたお店。
プレオープンから話題を呼び、幅広い年代が立ち寄るお店に。
下校中の小学生や近所のおじいさん、隣のマダム…老若男女いろんな人々が2人に声をかけていく。

もうすでに何年も前からここにお店があったかのように、地域の色に馴染んでいる。

"Astral Ray（アストラル レイ）"とは、星と星を繋ぐ見えない線のこと。
「1つひとつの星が見えない線で繋がり星座になるように、人とひとが繋がる場所にしたい」そんな想いが込められたお店。

「子どもも大人も、悩んでいる人がたくさんいます。
ネットの普及やコロナ禍で、実際に会って話す機会がなくなっている昨今。自分の居場所がない人が、『ここに来たら落ち着く』と思える場所作りを目的にオープンしました。

この場所が、出会うことのなかった人同士が繋がり、新たに何かワクワクするモノ、人の道を照らすコトが生まれるきっかけになればうれしいです。」

お子さん連れのお母さんや、近所の酸いも甘いも噛み分けた人生の先輩、仕事や将来に悩む若者。
接点がなかった人々が、ここで同じコーヒーを飲みながら、悩みや不安について話すことが多いそう。

星々が紡ぎ出す星座のように、人々の出会いから、何かステキなものがここから生まれる予感。

お店のマークに使われている猫は、「ねこ座」をイメージ。 「ねこ座」は現在使われていないけれど、星々が紡ぎ出し、確かにそこにある星座。

元保育士・高校教師が経営するカフェということもあり、お客さんの中には子育てに悩んでいる方も多い。

「大人が悩んでいたり、ストレスが溜まっていると、それが子どもにも伝わってしまいます。
お話したり、おいしいものを食べることで、そうしたマイナスなものを、少しでも軽くできるようにお手伝いしたいです。

この間は、若いお客さんと近所のおじいさんがアツくおしゃべりしていました。
横のつながりを広げられる、そんな場所づくりになっていると実感しています。
大人はもちろん、子どもたちにも気軽に来て欲しいです。

それと、小さなお子さんと一緒だと、なかなか飲食店に入りづらいという方が多いですが、気楽に来て私たちやお客さんと一緒に他愛ないお話を楽しんで欲しいですね。」

コーヒーやおいしい食べものを片手に、同じ時間と場所を共有する。
ほんの些細なことだけど、今では貴重な機会になりつつあるものを、『Astral Ray Coffee』では体験できる。

あなたを癒す無添加フード&ドリンク

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食べものにも力を入れている2人。
サンドイッチなどの軽食や、フィナンシェやチーズケーキなどのスイーツを提供。
料理に関しては未経験だったが、お店をオープンするにあたって、食に関して勉強したそう。

「イライラしやすい、悩みがちなときって食事が影響していることも。

お店では、できるだけ添加物が入っていない素材を使っています。
スペシャルティコーヒーはもちろん、スイーツやドリンクもすべて手作りです。

例えば、白砂糖は添加物が多く含まれていますから、あまりからだにやさしくない、と最近よく耳にしますよね。
無添加のものと比べると、味も違います。
うちは砂糖屋か？と思うほど砂糖を取りそろえています笑

もちろん、砂糖だけでなくほかの食材に関しても、からだにいいものだけを使っています。」

やさしい甘さのフィナンシェや、しっとりクッキー、甘酸っぱいフランボワーズのソースがアクセントになったチーズケーキなど、どれも魅力的なものばかり！

「いらっしゃるお客さんは、からだや心が疲れている方が多いです。
少しでもおいしいもので、自分を癒して欲しいですね。」

フレンチトースト

レモンバジルソーセージサンド

BLTオープンサンド

今後のお店の目標を聞いてみると、
「社会人で、今の仕事に満足していない、燻っている人が多いと感じます。
何か悩んでいる人が助け合える、"今の世の中にあったらいいな"と思うものを作る場にしていきたいです。」と話してくれた。

悩みがある人も、ない人も、『Astral Ray Coffee』に来たら、飯島さんと芝田さん、ここに集まるお客さんたちと唯一無二の時間を過ごせるはず。
まずは、気軽にお店をのぞいてみて。

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