2021/10/09 15:00
【ドラフト 2021】奈良県から2人のプロ誕生か!?智辯学園の前川右京、天理の達孝太〈高校生編〉
奈良県の高校からは2人の選手に注目!
いよいよ今年もドラフトが2021年10月11日に行われる。
奈良県の高校からは2人がプロ志望届を提出した。
まずは今年の夏の甲子園で準優勝を飾った智辯学園からは前川右京。
高校通算37本塁打の左のスラッガー。
今年の奈良大会では1番に起用されることが多く、塁に出ることを意識したこともありホームランは0だが打率.643。
今年の夏の甲子園大会では、2本塁打7打点もさることながら、打率.455と甲子園でも巧打者ぶりも見せつけた。
ヒットがなかったのは8月28日の京都国際 戦(準決勝)のみで、6試合で3安打2回にマルチ安打1回とピカイチの安定感。
今年の高校生では打撃センスはナンバー1といっても過言はない。
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センバツ4強に貢献!天理高校・達孝太投手
今年のセンバツベスト4を成し遂げた天理高校からは達孝太投手がプロ志願届を提出。
達投手は右投げ右打ちで、身長193センチから投げ下ろされる150km/h近くのストレートを主体にフォーク、カーブなども投げ分ける、長身ながら技巧派のピッチャー。
1年生でベンチに入ると、秋の近畿大会に出場。決勝の大阪桐蔭高校戦では先発し、勝ち投手に。
2年生時には夏の甲子園(交流試合)で9回に登板し、無失点に抑える。
3年時には、2021年センバツで初戦の宮崎商戦では1失点の完投、2回戦の健大高崎戦では完封勝利。
準々決勝の仙台育成では8回自責点2で抑え、チームをベスト4に駒を進めた。
ここで右脇腹を痛めてしまい、準決勝を投げることなくチームは東海大相模に敗退。
この怪我が尾を引いて、夏の甲子園を切符をかけた奈良大会では万全の状態で挑めず。
悪いなりの投球を見せるが、3試合で17.1回を投げて、被安打13、奪三振24、失点6の成績。
準決勝、高田商戦ではサヨナラ打を打たれ、敗戦投手となってしまった。
それでも、センバツの頃を見ると素質はピカイチ。
前川選手、達投手とも世間の注目度はかなり高い。
奈良県の高校出身選手がどの球団に何位で選ばれるのか?
ドラフト当日を楽しみに待ちたい。
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