【奈良の紅葉見頃ガイド2019／曽爾村／屏風岩公苑（びょうぶいわこうえん）】麓に広がる紅葉と2kmに渡る屏風岩

宇宙規模の景色にしばし言葉を失う

昭和9年（1934年）12月に国の天然記念物として指定された屏風岩（高さ940m）は兜岳（高さ920m）の西側にあり、奇峯がその名を示すように南面にあたかも屏風を立てたように屹立している。

その幅は2km、鋸の刃のように鋭くそびえ、垂直に柱状節理の岩壁が約200mの断壁をなし、岩壁にはミツバツツジなどが咲き誇る。
麓に広がる公苑は、春には大木の山桜が咲き乱れ、4月上旬から5月上旬の夜には、屏風岩と300本もの山桜がライトアップされて幻想的な世界が広がる。

そして秋には紅葉で彩られる岩壁とのコントラストが圧巻。
気象条件さえ揃えば雲海に出会える可能性も。

鑑賞DATA

＜見頃予想＞
11月中旬～12月上旬

＜紅葉する木の種類＞
山桜　

＜観賞時間＞
終日

＜ライトアップ＞
無　

＜料金＞
無料

＜駐車場＞
P50台（有料／500円）
※春・秋のシーズンのみ駐車料金（公苑管理協力金）普通車一台500円
※実施期間は毎年異なりますので曽爾村観光協会までお問合せください

＜アクセス＞
名阪国道「針インター」より、国道369号を経て約1時間30分
名阪国道「上野インター」より、国道368号を経て約1時間40分

＜アクセス目印＞
曽爾村役場近く