一日一組だけ。あの老舗精肉店が手掛けるオーベルジュ『肉 馳走 宿 瀧口』が宇陀に誕生!
明治19年創業『うし源本店』が手掛けるオーベルジュ
「せっかく奈良に泊まるなら、その土地ならではのものを見て、食べて、感じたい」。そんな旅人にぜひ知っていただきたい宿が宇陀市に誕生した。2026年9月15日オープンの『肉 馳走 宿 瀧口』は、明治19年(1886年)創業の精肉店「うし源本店」(宇陀市)が手掛ける一日一組限定のオーベルジュだ。
『うし源本店』が長年にわたり向き合ってきた上質な食と、地域に息づく新旧の文化。これらを掛け合わせた特別な時間が『肉 馳走 宿 瀧口』では楽しむことができるという。
今回は事前に行われた内覧会の参加レポートをお送りする。

「奈良の良いものをもっと外へ発信していきたい」と語る『うし源本店』の五代目・ 瀧口佳徳さん。オープニングの挨拶では、今後の事業展開の構想や、『うし源本店』を取り巻く地域の歴史、そして関係各社や先代への感謝の気持ちが熱く語られた。

主役は極上和牛「大和榛原牛」

この宿でまず注目したいのが、看板ともいえる大和榛原牛(やまとはいばらぎゅう)。
大和榛原牛とは、『うし源本店』が生産から販売まで手掛けるA5等級の黒毛和牛だ。きめ細かな肉質と上品な味わいを持ち、ミシュラン3つ星レストランをはじめ、老舗日本料理店、高級割烹などでも提供されている。その品質に圧倒的な自信を持つ『うし源本店』だからこそ、肉を中心に据えた宿という新しいスタイルが生まれた。
上の写真は内覧会で提供された大和榛原牛(やまとはいばらぎゅう)のローストビーフ。脂の融点が低く、舌の上でサラッとほどける。そのため、しっかりとサシが入っているのだが脂のしつこさを全く感じない。年齢に関係なく、いくらでも食べることが出来てしまいそうだ。通販での購入も可能。
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こちらも内覧会で提供された試食から大和榛原牛の煮こごり。6時間煮込んだスジ肉などを冷やし固めた無添加の煮こごりは、まさに“旨みの塊”。TBS系の人気番組『バナナマンの早起きせっかくグルメ!!』で紹介され、注目を集めている。
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実際に宿で提供されるメニューには、大和榛原牛の他に、奈良県内で採れる新鮮な野菜などの食材や、宇陀に文化として根付く薬草なども使用される。通販でも人気の大和榛原牛を入り口として、関東圏をはじめとする県外の人たちにも食をきっかけに奈良・宇陀の文化に触れてもらうのが狙いだ。

歴史の息づかいと“奈良の現在(いま)”の融合

この建物は、もともと地域の医師が暮らしていた旧家だった。その建物を改修し、奈良県産の木材をふんだんに使用。さらに、地域の宮大工など、地元の職人の手によって新たな宿へと生まれ変わった。
改修された建屋の中には、伝統を受け継ぐ職人たちの技術を生かしながらも、床暖房や断熱機能を持ったペアガラスなど、現代的な機能も備えられている。さらに家具や照明などの調度品には、県内木工作家などの作品を中心として、風情と機能性を併せ持ったアイテムを選定。“古いものをただ残すのではなく、価値あるものを価値のある状態で次の100年へ”という想いが混められている。
宿泊料金は、2食付き1泊2人 26万円(税込み)から。
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老舗精肉店「うし源」が提案する新しい宇陀の旅

『うし源本店』五代目 瀧口佳徳さんいわく、今後『肉 馳走 宿 瀧口』に隣接する元病院だった場所を使って、物販店をオープンさせる計画もあるという。
宇陀をはじめとする奈良県のローカルには、豊かな自然が育む食材、薬草、木材、伝統技術など、魅力的なコンテンツがまだまだ潜在している。今後、『うし源本店』に端緒を持つこれら一連の施設が、そんな奈良の魅力を発信する拠点としての役割も担っていくのだろう。
老舗精肉店の新たな挑戦から今後も目が離せない。
肉 馳走 宿 瀧口(にく ちそう やど たきぐち)
住所:奈良県宇陀市榛原萩原2453
電話:0745-82-0017
営業時間:営業時間:チェックイン:15:00~18:00、チェックアウト:8:00~11:00
客室:一日一組
駐車場:あり




