かな書の美を追求した書家 佐伯華水遺作展【奈良市】
2022年1月15日(土)~4月17日(日)

春来ぬと(平成28年臨池会書展)「春来ぬと いまかもろ人 ゆきかへり ほとけの庭に 花さくらしも(會津八一)」他
奈良市杉岡華邨書道美術館にて、2020年1月に急逝された前館長の佐伯華水(さえき かすい)氏を追悼し、業績を振り返る遺作展を開催。
佐伯華水氏は昭和35年奈良教育大学書道科卒業と同時に杉岡華邨(すぎおか かそん)に師事し、華邨のかな美を継承し長年にわたる研鑽により平成13、14年には日展特選を連続受賞するなど作家活動に励み、自らのかな書美を追い求めました。

左:おほらかに(平成30年奈良市美術家展 )「おほらかに もろ手のゆびを ひらかせて おほきほとけは あまたらしたり(會津八一)」 右:菜の花や「菜の花や 月はひがしに 日は西に(与謝蕪村)」
その一方で幼稚園、中学高校、大学、カルチャーセンターなどで講師を務め、また、浄心会を主宰するなど、書の指導者としても広く活躍。
その活躍を支えたのは、西大寺清浄院住持・佐伯龍幸師と結婚したことで自らも得度し深く仏教を学び、その教えを実践したことにあったのではないでしょうか。これは師の杉岡華邨が語った、宗教・哲学・思想に裏打ちされた「人間性の養生」であり、「心の書」の境地といえます。

左:七転八起 (平成4年日本の書展)「七転八起のそれもはなの春(内藤鳴雪)」 右:大王之(昭和63年読売書法展読売新聞社賞)「大王之 御笠山之 帶尓為流 細谷川之 音乃清也 春日なる みかさの山に 月もいでぬかも 佐紀山に さける桜の 花のみゆべく(万葉集)」
<p><span style="font-size: 18px;"><b>佐伯華水遺作展</b></span></p><p>◇期間 2022年1月15日(土)~4月17日(日)</p><p>◇開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)</p><p>◇会場 奈良市杉岡華邨書道美術館</p><p>◇休館日 月曜(祝日の場合最も近い平日)、祝日の翌日(平日の場合)</p><p>◇観覧料 一般300円 団体(20名以上)240円</p><p>高校生以下と身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保険福祉手帳の所持者及びその介護者、奈良市在住の70歳以上の方は無料</p><p>◇アクセス 近鉄奈良駅より、徒歩約10分またはJR奈良駅より、徒歩約15分</p><p>◇問合せ先 奈良市杉岡華邨書道美術館</p><p> mail:shodou@m3.kcn.ne.jp</p><p> tel:0742-24-4111</p><p>◇リンク</p><p> HP:<a href="http://www3.kcn.ne.jp/~shodou/" target="_blank">http://www3.kcn.ne.jp/~shodou/</a></p><p><br></p>

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