2018/01/13 01:00
【奈良県1月の伝統行事】大安寺「光仁会(癌封じ笹酒祭り)」、天神社「惣谷狂言」、春日大社「大とんど」
癌封じの笹酒で無病息災を祝う
早朝から光仁天皇御忌法要、ガン封じの祈祷が行われ、青竹の香りと人々の熱気に包まれる伝統行事。青竹をくりぬいた約1mの竹筒に入った温かいお酒が参拝者に振る舞われる。
光仁会(癌封じ笹酒祭り)
全国的にも珍しい五條市の狂言
室町時代より継承されてきた「惣谷狂言」。土地の人が演じる狂言は珍しく、明治時代に一度途絶えるも住民の努力で昭和30年に復活。祠に対面する舞台で狂言が1~2曲奉納され、最後には餅まきで賑わう。
惣谷狂言
飛火野で一年の無病息災を願う
飛火野に設置された5m×5m、高さ3mほどの火炉で、正月に神社に持ち込まれた古いお札やお守り、注連縄飾りなどを炊き上げる。若草山焼きと同日に開催され、この火が若草山焼きの種火となる。
大とんど