食欲の秋は奈良へ。『鹿猿狐ビルヂング』5周年イベントに「古代米の餅つき」や限定グルメが登場

鹿猿狐ビルヂング

中川政七商店が手掛けるアニバーサリーイベント第3弾

近鉄奈良駅から徒歩約7分、ならまちの一角にある「鹿猿狐ビルヂング」。1716年創業の中川政七商店が運営する複合商業施設で、2021年4月の開業から5周年を迎えました。

鹿猿狐ビルヂング

2026年4月から12月まで1年を通したアニバーサリーイベント。春、夏に続く第3弾のテーマは”古代の秋を、いただきます”。

「奈良にうまいものなし」。志賀直哉の言葉として知られるこのフレーズですが、実は奈良にはおいしいものがたくさんあります。

2026年7月に「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録され、注目が集まる”古代の奈良”。その食の歴史や秋の恵みに光を当てた「秋の収穫祭」が、11月30日(月)まで開かれています。

新嘗祭にちなむ古代米の餅つき大会

鹿猿狐ビルヂング

一番の目玉は「古代米の餅つき大会」です。餅つきといえばお正月のイメージですが、こちらは宮中行事「新嘗祭」にちなんだイベント。新嘗祭は、秋の収穫を祝い、その年の実りに感謝する行事です。

餅をつくのは、ビルヂングのエントランス前に置かれた立派な石臼。杵でつくのも、ついたお餅を丸めるのも、どちらも体験できます。

鹿猿狐ビルヂング

お米がお餅に変わっていく過程は、普段なかなか見られませんが、ここでは、自分の手で食べ物を生み出す難しさを体験できます。

鹿猿狐ビルヂング

丸めたお餅は、奥の中庭でいただけます。古代米はプチプチとした食感で、やや香ばしい風味。ほんのり味も付いていて、そのままでもおいしくいただけます。

「よいしょー!」の掛け声とともに、秋の実りを分かち合う体験。ぜひ一度、参加してみてはいかがでしょうか。

【古代米の餅つき大会】

日程:9月19日(土)、26日(土)/10月10日(土)、17日(土)、31日(土)/11月3日(祝)、14日(土)、21日(土) ※荒天中止
時間:11:00〜15:00
参加料:無料(予約不要)
場所:鹿猿狐ビルヂング エントランス

秋柄スタンプで作るかや織ふきん

鹿猿狐ビルヂング
柿の葉寿司や柿、赤膚焼の茶碗など秋仕様にチェンジ

2階の中川政七商店 奈良本店では、奈良土産の定番「かや織ふきん」に、スタンプを押して自分だけの一枚をつくるワークショップを体験できます。夏に引き続いての開催です。

鹿猿狐ビルヂング

やり方はとても簡単で、好きなスタンプを自由に押していくだけ。家に持ち帰ったら、上からアイロンを当てて仕上げます。

大人も子どもも楽しめますが、慎重に選びすぎて、大人のほうが時間がかかるのだとか。夏も大盛況だったイベントです。この秋、奈良で堪能したあの味を、ふきんに添えて持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

樫舎の「焼き栗」を茶論の抹茶と

鹿猿狐ビルヂング

喫茶を通してお茶の体験を届けている中川政七商店の茶道ブランド「茶論」。秋限定で登場したのが、奈良町の名店「萬御菓子誂處 樫舎」に特別に作ってもらった栗きんとんです。

樫舎は、東大寺や興福寺にもお菓子を納める和菓子店。ほとんど卸をしていないため、店舗以外で味わえる場所はかなり貴重なのだそう。

鹿猿狐ビルヂング
「栗の王様」とも呼ばれる熊本県産の利平栗

銘は「焼き栗」。茶巾絞りにしたきんとんの表面を焙り、香ばしい焼き目をつけています。中には丹波大納言小豆の餡が入っています。深く香ばしい栗の味わいに、ほどよい甘さの餡がよくあい、粒も感じられます。

鹿猿狐ビルヂング

合わせる抹茶は、京都の丸久小山園に作ってもらっている茶論のオリジナルブレンドで、銘は薄茶の「昔」。

器は、奈良の赤膚焼の大塩正人窯のもの。興福寺の五重塔や鹿など、奈良町の風景が描かれた茶碗は、お茶を点てやすい形に工夫されているそうです。

奈良は侘び茶発祥の地。そんな奈良で、一服のお茶を通して、秋の奈良をより深く味わうひとときを。

【樫舎謹製「焼き栗」と飲み物セット】

価格:樫舎謹製「焼き栗」と飲み物セット 1,430円〜
提供期間:9月〜11月の土日祝  ※各日数量限定
場所:茶論

古代米をお土産に「しかじか 米こがし」

鹿猿狐ビルヂング
鹿の形は大小さまざま。ばらまき土産として買っていく方も多いそう

お土産におすすめなのが「しかじか 米こがし」。奈良県産の赤米を生地に練り込み、カリッと香ばしく焼き上げた鹿の形のスナック菓子です。

味は、関西らしい旨みの「だし醤油」と、千年以上前につくられていた乳製品”蘇”をイメージした「古代チーズ」が定番。秋冬限定の「わさび」が加わり、今だけ3つの味がそろいます。しっかり噛み応えのある食感は飽きが来ず、おやつにも、お酒のおつまみにもぴったりです。

【しかじか 米こがし】

価格:各691円 ※「わさび」は秋冬限定
販売店舗:中川政七商店 奈良本店

養蜂発祥の地で味わうはちみつホットケーキ

鹿猿狐ビルヂング

館内1階の猿田彦珈琲では、小ぶりのホットケーキを2枚重ね、マスカルポーネを合わせたあんこと奈良県産はちみつをトッピングした、この秋限定の一皿をいただけます。

実は奈良は、日本の養蜂発祥の地。『日本書紀』には、百済の王子が三輪山にミツバチを放ち、養蜂を試みたという記述が残っています。ぜひ珈琲と一緒にゆったりとしたカフェタイムをお過ごしください。

【奈良県産はちみつのホットケーキ】

価格:860円(イートイン)
提供期間:9月18日(金)〜11月30日(月)
場所:猿田彦珈琲

「㐂つね」で嗜む、清酒発祥の地の酒と大和橘のお茶

そしてお隣にある、すき焼き割烹「㐂つね」では、日本酒とノンアルコールティーで奈良の食文化をひもときます。

ひとつは、清酒発祥の地とされる奈良・正暦寺の酒造りの技「菩提酛(ぼだいもと)」で仕込んだ、3種の日本酒の飲み比べセット。

もうひとつは、日本最古の柑橘「大和橘」を使ったオリジナルのノンアルコールティーです。大和橘の果皮に煎茶や和紅茶、ほうじ番茶などをブレンドし、すき焼きに寄り添う爽やかな味わいに仕立てています。

【奈良のお酒とお茶】

価格:菩提酛 3種飲み比べ 2,420円/大和橘のすき焼きティー 1,000円 ※いずれも料理とセット注文のみ
提供期間:9月18日(金)〜11月30日(月)
場所:㐂つね

奈良の「うまいもの」を探しに

鹿猿狐ビルヂング

古代米の餅つきに、秋柄のふきんづくり、樫舎の「焼き栗」と抹茶。お土産やホットケーキ、奈良のお酒まで、古代から続く奈良の食文化にふれられる秋の収穫祭です。

「奈良にうまいものなし」とは言わせない、この秋。奈良の「うまいもの」を探しに、鹿猿狐ビルヂングへ。

鹿猿狐ビルヂングの施設紹介はこちら

イベント概要

鹿猿狐ビルヂング5周年企画 第3弾「古代の秋を、いただきます」

開催期間:2026年9月18日(金)~11月30日(月)
会場:鹿猿狐ビルヂング
住所:奈良県奈良市元林院町22番
料金:無料(各コンテンツは有料)
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約7分/JR関西本線 奈良駅から徒歩約15分
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)

公式サイトはこちら

フォトギャラリー

Photo Gallery

最近見た記事

Viewed Articles

イベントもグルメも観光も

LINEでチェック

公式LINEを追加

TOP > イベント > 食欲の秋は奈良へ。『鹿猿狐ビルヂング』5周年イベントに「古代米の餅つき」や限定グルメが登場

Where to go どこいく? What to go なにする?