『第9回なら国際映画祭2026』9/19から開催。奈良・明日香村を舞台にした20歳監督の映画がプレミア上映

なら国際映画祭

世界遺産登録前の明日香村で撮影
20歳監督が描く『袖ふきかへしても』

2026年9月19日(土)から23日(水・祝)まで開催される『第9回なら国際映画祭2026』で、奈良県明日香村を舞台にした短編映画『袖ふきかへしても』のプレミア上映が決定した。

本作は、なら国際映画祭の若手映画作家育成プロジェクト「NARAtive Jr.」第4弾として制作された作品。監督を務めたのは奈良県出身で同志社女子大学に在学する20歳の梅本侑伽(うめもと・ゆうか)さんだ。

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世界文化遺産「飛鳥・藤原の宮都」の登録決定を目前に控えた2026年2月、明日香村で撮影された同作品。世界遺産登録という歴史的な節目を迎えた今だからこそ注目したい、奈良発の映画だ。

名前をつけない二人の関係を描く物語

主人公は、明日香村で暮らし始めた澪(みお)とつむぎ。

互いを大切に思いながらも、その関係を「恋人」や「友人」とは呼ばず、名前をつけないまま守ろうとする二人を描く。

物語の鍵となるのは、日本最古の水時計とされる「漏刻(ろうこく)」。世界遺産の構成資産・飛鳥水落遺跡に残る古代の水時計をモチーフに、古代から現代へ流れ続ける時間と、人と人との距離の揺らぎを静かに映し出す。

河瀨直美監督「日本の源流がここにある」

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本作の製作総指揮を務めた、なら国際映画祭エグゼクティブディレクターの河瀨直美監督は、幼い頃から明日香村に魅了されてきたと語る。「世界遺産への登録は、むしろ遅すぎたという印象があります。」そして、「日本の源流がここにある。明日香は、今なお私の心を揺さぶり続ける、日本人の故郷です。」と、世界遺産登録への思いを寄せた。

写真左:脚本 美見マイア氏 右:監督 梅本侑伽氏

『袖ふきかへしても』は、第9回なら国際映画祭2026でプレミア上映される。

世界遺産登録という歴史的なタイミングで撮影された明日香村の風景や暮らしを、20歳の映画監督ならではの視点で映し出した一本。奈良の新たな魅力に出会える作品として注目だ。

奈良から生まれた映画を『第9回なら国際映画祭2026』のスクリーンで

『袖ふきかへしても』のプレミア上映を、なら国際映画祭2026の会場で味わう絶好の機会。

そして映画作品の上映だけでなく、初日の9月19日(土)は、映画祭の開幕を彩る「祈りのレッドカーペット」やオープニングセレモニーも開催。国内外から集まる映画人とともに、奈良で映画祭の幕開けを体験できる。

「祈りのレッドカーペット」とオープニングセレモニーにも注目

映画祭のスタートを飾る「祈りのレッドカーペット」では、映画祭に関わる映画人やゲストが奈良の街を彩る。続くオープニングセレモニーでは、5日間の映画祭の開幕に立ち会うことができる。映画を観るだけではなく、映画祭ならではの高揚感を味わえる貴重な機会。

『袖ふきかへしても』のプレミア上映とあわせて、ぜひ会場へ足を運んでみてはいかが。

上映プログラムはこちら

開催概要

開催日:2026年9月19日(土)~23日(水・祝)
開催場所:奈良県奈良市 奈良市ならまちセンター市民ホール・多目的ホール / 奈良公園バスターミナルレクチャーホール / 東大寺総合文化センター金鐘ホール / 春日大社 感謝・共生の館など

「なら国際映画祭2026」オープニングセレモニー「祈りのレッドカーペット」開催概要

開催日:2026年9月19日(土)
プログラム:
●受付開始 18:00
●レッドカーペット 19:00~20:00
●オープニングセレモニー 20:00~21:00
開催場所:<レッドカーペット>東大寺大仏殿前

<オープニングセレモニー>
集合場所:奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(詳細は参加者に後日メールで連絡)
参加費用:1人につき5万円(税込)※映画祭の全てのプログラム・イベントに参加できます
参加人数:先着150名

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エディターK

旅行雑誌やラジオ原稿、不動産サイト運営を経て、新生ぱーぷるの主担当に。好きな漫画家は松本大洋。

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