シェフの世界観に没入する、映画のワンシーンのようなフレンチレストラン
シェフの感性が隅々にまで行き届くフレンチレストラン『medicis (メディシス)』
富雄駅から5分ほどバスに揺られ、ショッピングセンター前のバス停から徒歩約2分ほど。鳥見町の大きな池のある通称「あひる公園」を見下ろす高台を上っていくと、突如として現れるフレンチレストラン『medicis (メディシス)』。
外観からもうかがえるデザイン性の高さに、これから過ごすひと時の食事に対して自然と期待感が膨らむ。


まず驚いたのがこちらのウェイティングルーム。レストランの扉を開けると、まずこちらの部屋に入ることになるのだが、クラシックでありながら色彩に富んだ内装や調度品に目を奪われる。オーナーシェフである藤下資生氏は、若い頃グラフィックデザイナーとして活動していたこともあり、シェフ自身が空間のデザインを手掛けている。さらにシェフが描いた絵画も飾られているのだ。
もちろんそのセンスが生かされているのは建物外観・内観だけではない。ここからはそんな藤下シェフが自身の創り上げた空間でお届けするお料理をランチコースの中から2品抜粋してご紹介する。
前菜:ブロッコリーのムース ホタルイカとアオヤギ貝のアンサンブル 温度玉子と雲丹を添えて

見た目も美しい一品。旬の魚介と野菜、さらにエディブルフラワーなど、色彩豊かな食材が皿の上を彩る。
コースでは、メインの肉料理に至るまでに5種類以上の魚介類を使う。父親が割烹料理を営んでいたこともあり、魚介の目利きや扱いに長けた藤下シェフならではのメニュー構成だ。魚介は大阪の茨木市にある中央卸売市場まで足を運んで仕入れている。
メイン:シャラン鴨のロースト

シャラン鴨は、フランスのシャラン地方で飼育されている最高級のブランド鴨。エトフェという窒息処理によって絞めることで、血が体内に残り、濃厚な香りが生まれる。繊細で柔らかい肉質、皮下の脂のコクが特徴。こちらは伝統的なフランス料理の代名詞ともいえる赤ワインソースが添えられている。
藤下シェフの提供する料理は一皿一皿がデザイン性に富んでおり、一見、いわゆるモダンフレンチのようにも見えるが、実は使われている技法や味についてはクラシックなフランス料理のものがベースとなっている。20年以上の料理人としての経験を現代の形に再構築してメニューを考案した結果、現在の形に至ったという。
シェフの懐に飛び込んで、その感性を味わう

シェフ自身がデザインした空間の中で、シェフの長年にわたる料理経験を再構築したメニューを味わう。さらに音楽にも造詣の深い藤下シェフは、このレストランでオペラ歌手やハープ奏者を招いたイベントも行なっているという。そしてお話好きの藤下シェフは、ゲストとのコミュニケーションも欠かさない。
藤下資生というシェフの感性で構築されたこの『medicis 』という空間は、シェフの心象風景を映し込んだジオラマのようなものなのかもしれない。シェフの懐に飛び込んで、その世界観を丸ごと味わってみるのがこのレストランの正しい楽しみ方なのかもしれない。
medicis (メディシス)

住所:奈良県奈良市鳥見町3丁目4−7
営業時間:
ランチ 11:55~15:00(L.O.13:30)/ディナー 17:30~24:00(L.O.20:30)
バー営業 20:45~24:00(L.O.23:10、ドリンクL.O.23:25)
祝前日・祝日はランチ営業あり
※要予約
定休日:月曜日 ※不定休あり
駐車場:有り
TEL: 0742-81-7752
公式ホームページはこちら ※コース料金など詳細はホームページからご確認ください。
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