奈良市
2021/03/04 01:00

奈良市の老舗おもちゃ屋さんがご紹介!ステイホームを楽しむボードゲーム

ステイホームが続くなか、家族で楽しめるボードゲームが注目されつつある昨今。
卓上でカードやコマなどを使って遊ぶボードゲームは、手軽に楽しむことができる。

今回は、
■未就学児でも楽しめる
■家族みんなでワイワイと遊べる
■夫婦だけでも白熱できる
以上の3つのカテゴリーに分けて楽しめるボードゲームをご紹介!

ついつい手に取ってしまうおもちゃが盛りだくさん!

もちろん最新アイテムも!プレゼントにいかが?

今回、奈良市のやすらぎの道沿いにあるおもちゃ屋『よしだTOY'S』と、ゲストハウスや大学など、奈良のあちこちでボードゲームイベントを開催する「奈良カフェ アナログゲーム部」を運営する吉田さんにおすすめを伺った。

昭和15年創業、乳母車と日用品のお店としてオープンした『よしだTOY'S』。
日本だけでなくヨーロッパの木のおもちゃなども取り揃えている。
ゲームもいろんなものが置いてあるが、中でも特にドイツなど外国のボードゲームがおすすめだと言う。

未就学児でも楽しめるボードゲーム


■FUNKEL SCHATZ


ドイツ生まれのこちらのゲーム。
日本語訳は「きらめく財宝」。

四方に立つ子どもドラゴン達が、お父さんドラゴンの力を借りて、氷の中にある宝石を取り出すゲーム。
氷に見立てた筒状の透明なリングの中には、キラキラ輝く宝石が。
リングを一人ずつ取っていき、落ちる宝石の色を当てて、最終的に宝石の数が多い人が勝ちというルールだ。

簡単に遊び方をご紹介。
1.どの色の宝石が一番多く落ちるか予想して、色を選択。順番はリングを外す人が一番最後。

2.宝石が入った透明のリングを外す。落ちた石の中で、1で予想した色が自分の取り分に。

3.1,2を繰り返し、最終的に一番石を多く獲得した人が勝ち!

単純な作業ではあるが、自分の選んでいない色の宝石が落ちないように工夫したり、どの宝石が一番落ちそうか予想したりとなかなかに考えさせられるゲーム。
カラフルな宝石や、デフォルメされたドラゴンもキュート。
小さいお子さんはもちろん、大人にもおすすめだ。

■すみっコぐらし こおりくずしゲーム(クラッシュアイスゲーム)
映画にもなった人気シリーズの「すみっこぐらし」がボードゲームに!
ハンマーで氷に見立てたブロックを崩していき、しろくまを落とした人が負けというゲーム。
落とされるしろくまはドキドキだ。

■Make 'N' Break(メイクンブレイク)【ドイツ】
カラフルな積み木を使って、制限時間内に指定された形に組み立てるゲーム。
単純なブロック遊びなので、お子さんと時間制限を設けずに遊ぶのもおすすめ。

家族で楽しめるボードゲーム


■drop it(ドロップ イット)【ドイツ】


カラフルなタイルが目にも楽しいこちら。

赤・青・緑・黄色のタイルを縦置きのボードの中に入れて、得点を競う。
タイルの形にも種類があり、ひし形や丸など様々。

例えば、黄色のタイルは隣あっているので得点0点に。

ボードの底面や横面には、指定された色のタイルが接すると得点が0になる。
どの色が指定されているか、よ〜く確認してからタイルを落とそう。

また、同じ色のタイル同士、同じ形のタイル同士が接すると、そちらも得点が0に。
一見シンプルだが、奥深いおもしろさがあるゲーム。

タイルが予想と反した動きをするごとに、一喜一憂。
ぜひ家族や友人で楽しんでみて。

「Ghost Fightin’ Treasure Hunters」で使うボード。

ゴーストはなんだか憎めない顔。

「Dream on」のカードは、全部で156枚!

■Ghost Fightin’ Treasure Hunters(おばけ屋敷の宝石ハンター)【ドイツ】
ボードゲームはただ競い合うためのものではない。プレイヤー同士が協力し合うボードゲームも人気だ。
すごろく要素のあるこちらのゲームは、屋敷の部屋に散らばる宝石を見つけ出して持ち出すことが目的。
宝石探しの最中におばけが増えていき、小さなおばけが3体集まると、大きなおばけに変化!
おばけが占領する前に宝石を運び出すことがクリア条件。
みんなでよく相談し、協力しながら宝石運びとおばけ退治を同時並行するのがクリアの鍵となる。

■Dream on
こちらも協力しながら、より高得点を目指すボードゲーム。
カードに描かれた絵を手がかりに、制限時間内にどんどん話を作っては繋げていく。
時間が来たら、順番にどんなカードが出たかを思い出す。記憶力も必要となってくるゲームだ。
荒唐無稽な話ができたり、感動できる話ができたり、どんな夢物語にするかはあなたのイマジネーション次第。
ワイワイしながら遊んでみて。

夫婦で楽しめるボードゲーム


■カルカソンヌ


ドイツ生まれのカルカソンヌは、2000年に発売されてから愛され続けれいるベストセラーゲーム。
世界大会も開催されており、2020年にはオンラインで行われた。

タイルカードをめくり、つなぎ合わせ、草原や道、都市を作っていく。
このタイルカードを置く際に駒を置き、道や都市などが完成したら点数を獲得。
駒の数は7つと決まっているので、計画的に使おう。

茶色い、塀に囲まれた部分が都市。

自分の駒が乗っている道を広げたい!と思って置いたタイルが相手の陣地を広げてしまう・・・なんてことも。
相手の動きもしっかり把握しておくことが重要だ。

運も味方しなければならないこのゲーム。初心者が経験者に勝つこともしばしば。
2〜5人まで楽しめるので、夫婦や家族で楽しもう。

「NMBR9」のカード。

「ito」のカード。かわいらしいイラストにも注目だ。

■NMBR9(ナンバーナイン)【ドイツ】
0〜9が描かれたタイルを使い、くっつけて島を作っていく。
2層目から得点になるので、土台となる一層目をしっかり作っておくのがポイント。
最終的に20枚のタイルを使って、一番高い点数の人が勝ち。一人でも楽しめるゲームだ。

■ito(イト)【日本】
1~100までの数字が描かれたカードを、テーマに沿って自分の担当の「数字」を口に出さずに、何かに「たとえる」ことでみんなに伝え、誰がどんな数字のカードを持っているかわからないままよく相談し、一番小さい数字を持っている人を選んでいく全員協力型のパーティーゲーム。
例えば、テーマ「人気のキャラクター」では、数字が1に近い方が人気がないキャラ、100に近いほうが人気があるキャラ。さあ自分の数字はどんなキャラ?
様々な会話のネタになるテーマカードと、価値観のズレに笑いがおこる。
1箱で「クモノイト」と「アカイイト」、2つのゲームを楽しめる。

■チャオチャオ【ドイツ】
人気バラエティ番組で「チャオチャオ」をアレンジしたゲームが紹介されているので、ご存知の方も多いのでは?
誰にも見えない筒の中でサイコロを振り、出目を伝えて駒を進めていく、すごろく系のボードゲームだ。
出た目が1〜4の数であれば問題ないのだが、×が描かれていた時は、数字の目が出たと嘘を伝える。
ここで「ウソだっ!」と告発されたら、自分の駒が食虫植物の穴に落とされてしまう。
逆に、自分がきちんと正しい数を伝えたのに告発された時は、告発した側が穴に落ちる。
疑心暗鬼に陥りそうなゲーム。欺き、欺かれるのを楽しもう。

『よしだTOY'S』では現在、1組ずつ(上限4人)の予約制でボードゲームのプレイスペースの部屋を貸し出し中。
サンプルボードゲームがあるのもうれしい。もちろん、ボードゲームは持ち込み可能。(店頭での定期的な親子イベントは休止中)

まだまだステイホームが長引く予感。
ボードゲームで家族や友人、恋人やパートナーと一緒に楽しいおうち時間を過ごそう。

https://par-ple.jp/gourmet/?area%5B%5D=nara

https://par-ple.jp/

よしだ TOY'S

  • 住所/奈良市西木辻町 211
  • 電話/0742-23-2030
  • 営業時間/11:00〜19:00
  • 定休日/水曜
  • 駐車場/4台
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