2024/09/13 07:00
ぱーぷる編集部
橿原市の秋の風物詩!藤原宮跡の一面に広がる300万本のコスモス
奈良県橿原市の『藤原宮跡』は、694年(持統天皇8年)に完成した日本初の都、藤原京の中心であった「藤原宮」があった地。
現在は、特別史跡に指定されており、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産として、世界遺産への登録を目指している。
宮跡内の花園では、地元の人たちにより季節のさまざまな花が植栽され、秋には藤原宮跡の風物詩となったコスモスが花を咲かせる。
コスモスと大和三山の優美なコラボ
約30,000平方メートルもの広さ(甲子園球場グラウンドの約2倍!)に咲き乱れるコスモスの数は、およそ300万本!
花びらの形や色が違う数種類のコスモスが植えられており、秋風にゆれるそのグラデーションはため息のでる美しさ。
そして背後には、『万葉集』にも登場する名勝大和三山の美しい稜線が見られる。
一面に広がるコスモスの花と、大和三山の優美な共演はここでしか見られない絶景だ。
例年のコスモスの見頃は10月上旬から10月下旬。
花の見頃は気候によって前後するので、橿原市のホームページで開花状況をチェックしよう。
花と歴史ロマンあふれる地、藤原宮跡で秋の一日をゆっくり過ごしてみてはいかが。
概要
●住所
奈良県橿原市高殿町ほか
●アクセス
近鉄「大和八木駅」より、市コミュニティバスで約20分「橿原市藤原京資料室前」下車
近鉄「畝傍御陵前駅」「耳成駅」、JR「畝傍駅」より、徒歩約30分
●駐車場
7カ所計約360台(無料)
●問い合わせ先
橿原市役所 世界遺産登録推進課
(0744-21-1114 平日8:30~17:15)