2024/05/07 12:01
ぱーぷる編集部
【奈良クラブ】國武選手のゴールで意地を見せたが、1-2で敗戦
ⓒNARA CLUB
2024年5月6日(月・祝)、奈良県にホームを置くサッカーJ3の奈良クラブはアウェーで福島ユナイテッドFCと対戦し、1-2で敗れた。
國武選手のゴールで意地を見せる
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奈良は34分にオウンゴール、64分には大関選手に決められて0-2とされる。
意地を見せたい奈良は65分に岡田優希選手のパスを國武勇斗選手がうまくトラップし、シュートを決め、1点差とする。
奈良はその後も果敢に攻めるが、粘り強い福島の守備を崩せず。
1-2で敗れてしまった。
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フリアン監督コメント
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「まずは福島さんを祝福したいと思います。勝利に値すると思いますし、拮抗するリーグの中で自分たちのプレーをやりきることは難しいことです。彼らの勝利を祝福したいと思います。
福島は関塚テクニカルダイレクター、寺田監督が就任されてから非常にクラブが前進されていると思います。4-3-3のフォーメーションを使いながら自分たちのサッカーを表現していることはクラブとしてとても素晴らしいことだと思いますし、今日の勝利、またこのようなクラブの前進に対して敬意を表します。
試合前のプレビューでも「快適にボールを保持したチームが勝利に近づく」と話をしましたが、今日我々は快適にボールを保持することが難しかった。
前半ディフェンスにおいて、非常にコンパクトに保ちながらプレスをかけるといった部分は上手くいったと思います。攻撃は苦労しました。短いパスが多くなってしまいロングボールを上手く使えずに相手がプレスのしやすい状態をつくってしまった。裏のスペースを上手く使いたかったが、1失点目、全員が足元にボールを受けにきてしまい、ボールを失い、失点に繋がってしまいました。後半はより相手のエリア近くで脅威を与えることができ、チャンスがあったと思いますが(福島の)大関選手のスーパーゴールで2-0になり難しい展開となりました。大関選手、國武勇斗選手のような若い才能のある選手が活躍できる環境がJ3にはあると思います。
これから試合を分析していかなくてはなりません。長時間の移動やタイトな行程の中で前日練習が出来なかったりとタフな状態が続いていますが、プレー面の改善が一番大事ですのでそこを分析していきたいと思います。生駒選手、中島選手のシュートがポストに当たることがありましたが、奈良クラブらしくあれなかったことが今日の敗因かと思いますし、福島さんが勝利する結果となりました。」(奈良クラブnoteより)
次節は5月18日(土)、ホームでFC岐阜と対戦。
5月12日(日)には橿原公苑陸上競技場で飛鳥FCと「天皇杯 奈良県代表決定戦 決勝」も行われる。
奈良クラブの熱い戦いを期待。