2024/03/30 07:01
ぱーぷる編集部
【2024】春を満喫!「奈良公園」「史跡郡山城跡」など「奈良のおすすめ桜名所・見どころ」ガイド【奈良市・大和郡山市・生駒郡・北葛城郡編】
近年、早くなっている桜の開花。奈良の桜も例外ではありません。
3月下旬から4月上旬に見頃を迎えるところが多いようですが、お花見は早めに行ったほうがいいかもしれませんね。
ぜひ奈良の「奈良市・大和郡山市・生駒郡・北葛城郡」の桜スポットの見どころをチェックしておでかけください!
ご紹介する桜スポットはこちら。
◆奈良公園(ならこうえん)【奈良市】
◆月ヶ瀬湖畔(つきがせこはん)【奈良市】
◆史跡郡山城跡(しせきこおりやまじょうあと)【大和郡山市】
◆馬見丘陵公園(うまみきゅうりょうこうえん)【北葛城郡河合町・広陵町】
◆長龍ブリューパーク(ちょうりゅうブリューパーク)【北葛城郡広陵町】
◆三室山-県立竜田公園周辺(みむろやま-けんりつたつたこうえん)【生駒郡斑鳩町】
◆信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)【生駒郡平群町】
◆奈良公園(ならこうえん)【奈良市】
野に遊ぶシカと桜、近隣の社寺と桜など、心なごむ奈良らしい風景を目にすることができる春の奈良公園。
511haに及ぶ広大な敷地で、約1,700本もの桜が次々と花を咲かせます。早咲きのヤマザクラからソメイヨシノ、遅咲きのココノエザクラなど種類が豊富なので、長く見頃を楽しめるのも奈良公園の桜の特徴。
「日本さくら名所100選」にも選定された絶好のお花見スポットです。
広い園内でおすすめの桜ビューポイントは浮見堂周辺。
鷺池に浮かぶ小さな東屋と池のほとりに咲く桜の取り合わせは、まるで絵巻物の世界のよう!
夜にはライトアップされてぐっと幽玄な雰囲気になるので、夜桜見物もおすすめ。
◆月ヶ瀬湖畔(つきがせこはん)【奈良市】
奈良の月ヶ瀬といえば、言わずと知れた梅の名所。今年も春の訪れとともにかわいらしい梅の花を咲かせ、楽しませてくれました。
梅が咲き終わった後には桜の出番。約2,000本のソメイヨシノが咲き誇り、梅に劣らず味わい深く美しい景色を見せてくれます。
2024年3月31日(日)には、「湖畔の里つきがせ」にて桜まつりを開催。
桜のおすすめ観賞スポットは八幡橋周辺。
V字型の谷、空と花影を映す水面、赤い橋など、調和の美をしみじみと感じさせる春の景色が待っています。八幡橋周辺では日暮れとともにライトアップもあり、あかりに浮かぶ夜桜を愛でる楽しみもありますよ。
◆史跡郡山城跡(しせきこおりやまじょうあと)【大和郡山市】
奈良公園、吉野山に並んで「日本さくら名所100選」に選定されている史跡郡山城跡(しせきこおりやまじょうあと)。
城内には濠を囲むようにしてソメイヨシノなどが約800本植えられており、「御殿桜」とも呼ばれています。
名城と桜の風情あるコラボレーションを堪能できる桜スポットです。
毎年、桜の時期に開催される「大和郡山お城まつり」。
2024年の開催期間は3⽉24⽇(⽇)~4⽉7⽇(⽇)。期間中は天守台のライトアップもあります。
桜とお城まつり、大和郡山市の春の風物詩を満喫しましょう。
◆馬見丘陵公園(うまみきゅうりょうこうえん)【北葛城郡河合町・広陵町】
奈良県北葛城郡の広陵町と河合町にまたがる広大な奈良県営馬見丘陵公園(うまみきゅうりょうこうえん)。
四季折々、花の色どりが絶えない華やかな公園で、春には約1000本もの桜が咲き乱れます。
いろんな種類の桜が咲く馬見丘陵公園では、早咲きの河津桜はもう見頃を過ぎてしまいましたが、ソメイヨシノ、ヤエザクラはまだまだ楽しめますよ。
馬見丘陵公園はとにかく花の種類が多いのが特徴。
春は桜のほかにチューリップやネモフィラ、シャーレ―ポピーなど色とりどりの花が咲き誇ります。
散策しながら花々を見て回るもよし、中央エリアの陽だまり広場や古墳の丘周辺でレジャーシートを敷いてゆったりと眺めるもよしです。
◆長龍ブリューパーク(ちょうりゅうブリューパーク)【北葛城郡広陵町】
奈良県北葛城郡広陵町に、長龍酒造の全てを楽しめる場所として2022年にオープンした「長龍ブリューパーク」。
タップルームが併設されているこの施設では、昼から日本酒とクラフトビールを楽しむことができます。また、人工芝の広場は家族連れでゆっくりとくつろぐのにおすすめの場所。
そんな長龍ブリューパークが、春には絶好の花見スポットに!
3月下旬から4月中頃にかけて、ブリューパークの目の前には「箸尾の桜並木」と呼ばれる高田川沿いの桜並木が見頃を迎えはなやかに咲き誇ります。
なんといっても長龍のおいしいお酒を嗜みながらお花見ができるのがうれしいポイント。
通常、土日祝のみオープン(人工芝の広場は平日も開放)ですが、2024年3月25日(月)~4月7日(日)まで、「桜Week」と題して平日もブリューパークをオープン!桜Week特別仕込みのスペシャルな日本酒・ビールに花見にぴったりの軽食の提供、土日にはキッチンカーの出店もあります。
食べ物の持ち込みもOKなので、芝生の上でレジャーシートを敷いて、長龍自慢の日本酒やビールとともに桜を思う存分満喫しましょう。
◆三室山-県立竜田公園周辺(みむろやま-けんりつたつたこうえん)【生駒郡斑鳩町】
三室山のふもとを流れる竜田川は言わずと知れた紅葉の名所。多くの和歌に詠まれていることでも知られています。
その竜田川が、春には桜の名所に様変わり!
竜田川沿いから三室山一帯が満開のソメイヨシノで覆われ、桜色に染め上げられる景色は秋にも劣らぬ絶景です。
三室山は、山と言っても標高82mほどの小高い丘。
この丘がぎっしりと桜に埋め尽くされるため、満開の時期にはこんもりと盛り上がった淡いピンクの小山になり、少し離れて眺めるととてもかわいらしい!
竜田川の川沿いを散策しながら眺めてみてくださいね。
◆信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)【生駒郡平群町】
奈良市の西方、生駒山系南端の小高い山上に位置する信貴山朝護孫子寺。
春になると参道や境内のあちらこちらで約500本の桜が咲き、お堂や寅が華やかに彩られます。
24時間、いつでも境内に入ることができる信貴山朝護孫子寺では夜桜も楽しめます。夕刻になると本堂を照らすライトアップに加え、参道に立ち並ぶ約2,000基もの石灯籠に灯が入り、境内が幻想的な雰囲気に包まれます。
境内のあちこちに寅が祀られている信貴山朝護孫子寺。なかでも張子の寅は撮影スポットとしても有名です。
寅と桜、そして舞台づくりの本堂をうまく1枚に収めてパシャリ!してみてくださいね。