2024/03/08 12:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】岩手ビッグブルズ戦で貴重な1勝を挙げる
2024年3月2日、3日、バンビシャス奈良はジェイテクトアリーナ奈良で岩手ビッグブルズと対戦。
2日は91-75で快勝したものの、3日は64-78で敗れ、1勝1敗。
バンビシャス奈良 91-75 岩手ビッグブルズ(2024年3月2日)
©BambitiousNara
1Q、中盤までは競り合いとなるも、本多純平選手のフリースローを皮切りに、柳川幹也選手の3Pシュートで流れにのると、29-15と岩手を一気に突き放した。
2Q、石井峻平選手のスティールからの速攻を、林瑛司選手がダブルクラッチで決めるなどして、一時20点までリードを広げる。しかし終盤、岩手に8点のランを許したこともあり、48-37と少し点差を縮められた。
3Q、開始から6連続失点と悪い立ち上がりとなり、岩手に5点差まで詰められる。しかし、終盤、シャキール・ハインズ選手の2本の3Pシュートなどで連続10得点し、70-54とした。
4Qに入っても、石井選手のスリーポイント、キャメロン・ジャクソン選手のバスケットカウントからの3点プレー、シェイク・ムボジ選手のダンクなど、奈良の勢いは止まらず、91-75で快勝した。
©BambitiousNara
小野秀二HCコメント
「クラブは厳しい状況にありますが、『我々にできることは、コートの中でエナジーを出し切ってプレーすること、そして観に来てくれるブースターの皆さんに元気を与えられるようなプレーをしよう』と、選手たちと話しています。そして今日は、我々の一番の強みがディフェンスだということを再確認した試合となりました。チーム岩手はガード陣が良くて、いいアタックをしてくるんですが、そこをうちの選手たちが出だしから止めてくれたことが非常に大きかったと思います。ただ大きな課題としては、第3クォーターに岩手にランを許してしまったこと。ああいう時間帯をなくすことが、我々がもっと上にいくことにつながると思いますし、我々にはもっと上手くなる余地があるということだと思います。明日は、今日のプレーをベースに、もう一つステップアップしたプレーをしようと、試合後のミーティングで話しました。」
バンビシャス奈良 64-78 岩手ビッグブルズ
©BambitiousNara
1Q、前日は抑えていた岩手のスリーポイントを、開始から2本決められてしまい、前日とは反対に岩手にスタートダッシュを切らせてしまう。古牧昌也選手が2本の速攻のフィニッシャーとなり、藤髙宗一郎選手のドライブでの加点もあったが、12-22と10点差をつけられる。
2Q、古牧選手の攻守に渡る活躍もあり、少しずつ流れを奈良の方に引き寄せる。残り3分をきったところから、9連続得点でついに同点に追いつくが、最後に岩手に5得点を許し、32-37で前半を終えた。
3Qの立ち上がり、ハインズ選手が7得点、古牧選手が3得点したところで、再び同点に追いつく。しかし、2Qと同じく勝ち越すにはいたらず、三度岩手に先行され、47-53と6点ビハインドで最終クォーターを迎えた。
4Q、必死に追いかける奈良は、栗原翼選手のスリーポイントシュートなどで、何度もワンゴール差まで迫るが、都度引き離されてしまう。さらに最後に岩手に3本のスリーポイントを決められてしまい、64-78で敗れた。
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小野秀二HCコメント
「失点事態はそれほど多くはなかったんですが、最後に3Pシュートを高確率で入れられてしまった点は、ディフェンスの課題として残りました。もう一つのポイントは、逆に我々のオープンショットの確率が非常に低かったことです。前半に関しては、3Pシュートの確率が10%台でしたから、決定力の差が出てしまったゲームとなりました。」
古牧昌也選手コメント
「今日はいい入りができず、追いかける展開になってしまったことで、自分たちのバスケットを余裕を持ってできませんでした。そうなってしまったのは、リバウンドだったり、自分たちのターンオーバーから、相手に流れを渡してしまったことによると思うので、それが敗因になったと思います。」
本多純平選手コメント
「出だしからずっと相手のペースで試合を運ばれていく中で、うちのいい流れになって同点に追いついても、そこから岩手よりなかなか前に出ることができず、だいぶ我慢の展開になりました。同点のところで、あと一押しできれば、こっちのペースにすることができたと思います。でもそれが結果としてできなかったので、チームとしてここっていうタイミングでガっといけるようにならないと、やっぱりこういう接戦には勝てないなと思いました。」