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2024/03/09 12:05
ぱーぷる編集部

奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」【奈良県の日本酒】

【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

清酒発祥の地である奈良県。

奈良の地で長きにわたりこだわりの酒を造り続けている酒蔵に、各蔵で自慢の「レアな日本酒」を聞いてみた。

いつもの食卓に、いつもとは違う「レア」な酒で特別な時間を楽しんでみてはいかが。

各酒蔵おすすめの「レア」な日本酒はこれ!

【長龍酒造株式会社】こだわり抜いた「長龍」を堪能せよ!


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

長龍 純米大吟醸 昇道無窮極 720ml 8,250円

北葛城郡広陵町にある『長龍酒造株式会社(ちょうりょうしゅぞうかぶしきがいしゃ)』は1963年に創業。昇道無窮極(良い酒造りを目指す道に終わりはない)を社是に掲げる。

長龍酒造のおすすめのレア酒は社是をその名にもつ「長龍 純米大吟醸 昇道無窮極(しょうどうむきゅうきょく)」。

最高級の備前雄町米を38%まで磨いた蔵人渾身の酒。高貴な吟醸香と洗練された味わいが口中に広がる。

「720ml 8,250円」のこだわり抜いた酒を堪能しよう。

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【美吉野醸造株式会社】総破精麹のポテンシャルを感じて


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

自然淘汰DNA  Tropical 720ml 3,300円(税込)

吉野郡吉野町、吉野川のすぐそばで1912年に創業した『美吉野醸造株式会社(みよしのじょうぞうかぶしきがいしゃ)』。

奈良吉野で豊かな自然の恩恵を受け、創業より「風土に寄り添い、人の心に感銘を与え、腑に落ちる酒」をモットーに酒造りを行っている。

美吉野醸造のおすすめのレア酒は「自然淘汰DNA  Tropical」。

糖化と発酵のバランスを感じとり、しっかりとどこまでも溶ける総破精麹(そうはぜこうじ)のポテンシャルを信じて、米の甘味を引き出した酒。

米の豊かな甘味が、自然発酵による酸の中に満たされたとき、果実のおいしさが顔を出す。甘酸っぱい果実感を楽しめるお酒。

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【菊司醸造株式会社】オルニチン酵母の独特な味わいがクセになる


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

往馬 純米 オルニチン酵母仕込 720ml 1,375円(税込)

奈良県生駒市の小瀬(おぜ)の地で、江戸時代の1705年に初代藤兵衛が酒造業を始めてから創業300年以上の歴史をもつ老舗蔵『菊司醸造株式会社(きくつかさじょうぞうかぶしきがいしゃ)』。

この蔵では、13代目蔵元が自ら杜氏となって高精白・手造り・小仕込み・瓶燗・冷蔵庫貯蔵等、手間を惜しまずこだわりを持って酒を造っている。

菊司醸造のおすすめのレア酒は「往馬(いこま) 純米 オルニチン酵母仕込」。

奈良先端科学技術大学院大学と奈良県産業振興総合センター生活の共同研究によりつくられた奈良県独自の酵母「オルニチン酵母」で仕込んだ純米酒。

肝臓の働きをよくすると言われているオルニチン成分が1リットル当たりシジミ400個分も含まれている珍しいお酒。

独特な味わいがクセになると評判だ。

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【株式会社今西清兵衛商店】2009年に醸造した古酒


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

春鹿 純米秘蔵古酒 300ml 2,310円(税込)

東大寺や興福寺などの世界遺産にほど近く、昔の風情を残す奈良町で1884年より酒造業を営む『株式会社今西清兵衛商店(いまにしせいべいしょうてん)』。

「春日の神々が鹿に乗って奈良の地へやってきた」という伝説から名づけられた「春鹿(はるしか)」が代表銘柄。

今西清兵衛商店のおすすめのレア酒は「春鹿 純米秘蔵古酒」。

2009年に醸造した純米吟醸酒を一升瓶で14年間常温貯蔵。

まるで樽で寝かしたシェリー酒のような深みのある香り、複雑なお米の旨味、甘みが特徴。

冷や(10~20℃)又は常温やぬる燗(40~42℃)で楽しむのがおすすめ。

時間の流れだけが成せる味わいを存分に味わって。

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【河合酒造株式会社】フレッシュでフルーティ!無濾過ならではの味わい


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

無濾過純米生酒出世男 720ml 1,518円(税込)

中世の町並みが今も残る橿原市今井町で約280年余の歴史を持つ酒蔵『河合酒造株式会社(かわいしゅぞうかぶしきがいしゃ)』。

江戸からの歴史を感じさせる堂々たる趣の母屋は、国の重要文化財に指定されている。

河合酒造のおすすめのレア酒は「無濾過純米生酒出世男」。

代表銘柄である「出世男(しゅっせおとこ)」の無濾過純米生酒。

火入れを行わず、フレッシュなまま瓶詰した純米酒は、フルーティな柔らかい味わいが特徴。

冬期は出来立ての瑞々しさを、夏~秋口にかけては旨味の乗った味わいを楽しめる。

飲みやすく、食中酒としても人気の酒。

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【稲田酒造合名会社】墨アーティストのラベルデザインも魅力


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

稲乃花 月白 720ml 1,210円(税込)

日本最古の道、山の辺の道、数々の歴史・文化遺産を有する天理の地で、明治10年創業より土地の水、土地の米、土地の人にこだわる清酒を醸す『稲田酒造合名会社(いなだしゅぞうごうめいがいしゃ)』。

稲田酒造のおすすめのレア酒は「稲乃花 月白」。

2020年に杜氏に黒瀬氏を招き入れ、創業当時のブランド「稲乃花」を特約店限定酒として復活。

ラベルデザインは、奈良在住で墨アーティストとしても活躍されている「イマタニタカコ」さんが手がける。イマタニさんが実際に搾られたお酒を飲んだイメージを作品として表現し、味わいに合う色をチョイス。

香りは比較的穏やか。口当たりには瑞々しさがあり、しっとり。

キレも良く、どんな食事にも合わせやす仕上がりとなっている。

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【久保本家酒造株式会社】JALの国際ファーストクラスにも採用された酒


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

睡龍 生酛純米吟醸 720ml 3,025円(税込)

日本書紀に阿騎野の里と記されたこの歴史ある大宇陀の地で、300年以上もの長きにわたり酒造りを営む酒蔵『久保本家酒造株式会社(くぼほんけしゅぞうかぶしきがいしゃ)』。

日本でも数少ない正統派生酛(きもと)造りを手がけている久保本家酒造のおすすめのレア酒は、「睡龍 生酛純米吟醸」。

生酛ならではの旨味と軽やかさを基調とし、香りは穏やか。

食事のジャンルを選ばない清涼感のある酸味を持ち、芯のあるしっかりとした味わいが特徴。

完全発酵のキレ味と数年の熟成で風味の深みとさっぱり感を併せ持つ。

JAL国際ファーストクラスのメニューにも採用された逸品。

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【今西酒造株式会社】みむろ杉の哲学を最も凝縮したお酒


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

みむろ杉 木桶菩提酛 720ml 5,500円(税込)

古来より「酒の神様」「醸造の祖神」として信仰されている、日本最古神社・大神神社の お膝元で創業1660年より酒造りを営む『今西酒造株式会社(いまにししゅぞうかぶしきがいしゃ)』。

「三輪を飲む」をコンセプトに、仕込み水は蔵内井戸から湧き出る御神体「三輪山」の伏流水を使用し、米はその仕込み水と同じ水脈上で契約農家の方々と共に育てている。

今西酒造のおすすめのレア酒は「みむろ杉 木桶菩提酛 」。

代表銘柄「みむろ杉」の哲学を最も凝縮したお酒。

追求されつくした透明でなめらかな飲み口に加え、そやし水由来の力強さと厚みのある味わい、そして木桶に棲みつく微生物が生み出す複雑味と香り、一見相反する要素が酒の神が宿る三輪の仕込みの力で、絶妙な調和を醸している。

軽やかで凝縮感のある味わいが徐々に重層的な旨味へと変化し、後半は心地よい酸味ときめ細やかな苦み・渋みが長い余韻を演出してくれる。

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【株式会社北岡本店】吉野の地酒「やたがらす」の新シリーズ


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

(左)YATAGARASU CORE シリーズ BLUE 生原酒 720ml 1,595円(税抜)(右)YATAGARASU CORE シリーズ RED 生原酒 720ml 1,739円(税抜)

世界遺産「桜の吉野山」の麓、奈良県吉野郡吉野町にある老舗の酒蔵『株式会社北岡本店(きたおかほんてん)』。

「飲みやすく、杯を重ねるほど美味い酒」をコンセプトに、お米の旨みをしっかりと引き出しながらも、程よい香りで、素材の味を引き出してくれる酒を造っている。

北岡本店のおすすめのレア酒は特約店限定流通酒 氷温瓶囲い「YATAGARASU CORE SERIES」。

代表銘柄「やたがらす」の新シリーズ。造りは米の旨みと香り・味わいのバランスを重視し、地元奈良県産・吉野産のお米を全量使用。

REDは梨のような爽やかな香りとジューシーな米の旨み、BLUE は若いバナナを連想させる香りと澄んだ桃のような米の旨みが特長。

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【倉本酒造株式会社】ワインユーザーや日本酒ビギナーにもおすすめ


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

KURAMOTO SE 720ml2,750円(税込)

氷室跡が多く残る北東山間部の大和高原、標高約500mの厳冬の地・都祁(つげ)で、1871年の創業から今日に至るまで、地の利を活かした酒造りを行っている『倉本酒造株式会社(くらもとしゅぞうかぶしきがいしゃ)』。

寒暖差の大きい地で良質な稲を育て、自社の山で採取される山水を汲み、手間と時間をかけ、ゆっくりと菌を導き醸される酒が魅力。

倉本酒造のおすすめのレア酒は「KURAMOTO SE」。

お米の種類や精米歩合、麹歩合、酵母の選択など、試行錯誤の末にたどり着いた、日本酒の新しいスタンダードを提案してくれる日本酒だ。

ライチやマスカット、グレープフルーツが融合したのような華やかな香り。

白ワインのソービニヨンブランや、クラフト系の一部のビールに含まれている、キリっと爽やかな青い香りで、ワインユーザーや日本酒ビギナーの方にも楽しんでほしいお酒。

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【澤田酒造株式会社】地元・香芝産の原料米のみで醸造


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

【香芝マインド】純米吟醸 初穂乃香 720ml 2,750円(税込)

奈良県の中西部、奈良盆地の西端にある酒蔵『澤田酒造株式会社(さわだしゅぞうかぶしきがいしゃ)』。創業は江戸時代末期の1830年、初代の澤田定四郎が現・本社所在地である五位堂の地で紺屋業を営みながら、周辺の田んぼで獲れた米を使って酒を造ったのが始まり。

澤田酒造のおすすめのレア酒は「【香芝マインド】純米吟醸 初穂乃香(はつほのか)」。

【香芝マインド(KASHIBA MIND)】とは、『地産地醸』をスローガンに地元・香芝産の原料米のみで醸造した正真正銘の地酒シリーズ。初穂乃香も麹米、掛米ともに香芝市で生産された酒米「露葉風(つゆはかぜ)」のみで醸した純米吟醸酒だ。

フルーティな香りと、その後にグッとくる酸味、少しクセのある麹を思わせる含み香(ふくみか)、そして「露葉風」独特の奥行きと立体感のあるコクが特徴。

「全国燗酒コンテスト2022」プレミアム燗酒部門で金賞を受賞。

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【梅乃宿酒造株式会社】特A地区の「山田錦」を100%使用


【奈良県】奈良の酒蔵に聞いた「うちのおすすめの”レア”な日本酒はこれ!」

梅乃宿 葛城 純米大吟醸 720ml 5,500円(税込)

奈良県葛城市にある『梅乃宿酒造株式会社(うめのやどしゅぞうかぶしきがいしゃ)』は1893年創醸の地酒蔵。近年は日本酒だけでなくリキュール等、若い世代にも人気の新しい商品も開発・製造しており、「梅乃宿あらごしシリーズ」が大ヒットしている。

梅乃宿酒造のおすすめのレア酒は「梅乃宿 葛城 純米大吟醸」。

兵庫県特A地区の「山田錦」を100%使用した、蔵人の技と魂を注いだ梅乃宿の最高峰。

華やかな香りが口中で柔らかく膨らむお酒。

冷酒、または常温でお楽しむのがおすすめ。

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