2024/01/24 18:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】シーズン後半、初戦を白星で飾る
2024年1月20日、21日、バンビシャス奈良は静岡市中央体育館でベルテックス静岡と対戦。
20日は75-66で勝利したが、21日は71-75で敗れた。
バンビシャス奈良 75-66 ベルテックス静岡(2024年1月20日)
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1Q、シャキール・ハインズ選手がシュートフェイクからドライブで仕掛けて先制点をあげる。その後、シェイク・ムボジ選手が得点を重ねてリードを広げ、19-10で終える。
2Q、オフィシャルタイムアウトまでの時間は、静岡の得点をわずか2点に抑える。一方の奈良は、柳川幹也選手とキャメロン・ジャクソン選手が得点を重ね、リードを19点差に広げる。タイムアウト明けは、笠井康平選手の得点もあり、36-22とリードを保ってハーフタイムへ。
3Q、林瑛司選手の3Pシュート2本や、ムボジ選手のオフェンスリバウンドからバスケットカウントを得て3点プレーを成功させるなど、奈良のオフェンスがうまく機能し、55-42で最終クォーターを迎える。
4Q、ハインズ選手がトップの位置から仕掛けて3点プレーを成功させたほか、栗原翼選手の3Pシュートをアシストするなど、このクォーターだけで7得点3アシストと奈良の攻撃を牽引する。最後は静岡に連続得点を許すも、75-66で2024年初勝利をあげた。
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小野秀二HCコメント
「バイウィークを挟んでシーズン後半戦の初戦、選手たちが非常に良い集中力で、試合に入ってくれたと思います。とくに前半は、チーム静岡のいいところを上手く消してくれたと思います。後半は、3Pシュートを決められてしまったので、これについては明日修正したいと思います。また、オフェンスについては、インサイドでもアウトサイドでもいい形で点が取れていたんですが、まだ少しミスをしてしまったり、セカンドチャンスを与えてしまったので、これらについても修正したいと思います。」
バンビシャス奈良 71-75 ベルテックス静岡(2024年1月21日)
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1Q、この日は静岡に先制されるも、本多純平選手がムボジ選手のピックを使ったジャンプショットですぐに返すなど、中盤までは競った展開となった。しかし、そこから静岡に連続得点を許してしまい、リードされてしまう。最後は本多選手の3Pシュートが決まり、20-26で最初のクォーターを終える。
2Q、立ち上がりからターンオーバーなどミスが重なり、静岡に13点のランを許してしまう。笠井選手のアシストを受けたムボジ選手が、ようやく得点するも、静岡の流れはなかなか断ち切れず。奈良はこのクォーターの得点を12点に抑えられてしまい、32-52と静岡にリードを広げられてハーフタイムへ。
3Q、ハーフタイムを経て流れを変えたかった奈良だが、序盤に静岡に2本の3Pシュートを許してしまい、この日最大となる25点差をつけられてしまう。しかし、その直後に笠井選手が3Pシュートを成功させると、そこから奈良の9点のランが生まれる。さらに終盤にはキャメロン・ジャクソン選手がフリースロー6本を決めるなど連続得点をマークし、52-62と点差を大きく詰めて最終クォーターを迎える。
4Q、チームディフェンスからジャクソン選手のフィニッシュにつなげる流れは変わらず、ジャクソン選手が得点を重ねる。奈良は25点あった点差を逆転し、オフィシャルタイムアウトを迎える。しかし、タイムアウトが明けるとなかなか得点が生まれず、静岡に再び逆転を許し、71-75で惜しくも敗れる結果となった。
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小野秀二HCコメント
「今日はチーム静岡のアグレッシブさを受けてしまって、前半彼らの思い切りのいいショットをたくさん入れられてしまい、20点離されてしまいました。ですが後半は、とくに若い選手たちが中心となって、エネルギーを注入してくれたことで、一時逆転することができました。これは、今後のリーグ戦を戦う上で、我々のチームの底上げになったと思います。いろんな反省点はありますが、後半の選手たちのがんばりは、本当に嬉しく思っています。」