2023/12/21 18:45
ぱーぷる編集部(永野)
ガンバ大阪などで活躍した「フェルナンジーニョ」が加入した『BANDITO生駒(バンディート)』と生駒市が「まちづくり協定」を締結
生駒市は同市を本拠地として活動するサッカーチーム『BANDITO生駒(バンディート)』と、スポーツを通じた地域活性化を目指す「まちづくり協定」を締結した。
今後は外国人選手を中心に多文化共生・国際交流に関することなど多様な分野での連携を図り、地域の活性化に向けた取り組みを進めていく。
生駒市長の小紫氏は
「生駒市はスポーツでの連携を進めております。サッカーを通じて『まちづくり』にお力添えをいただけるということで大変光栄に思っております。いろいろな外国の方々が住みやすいように行政としてもたくさんのコミュニケーションがとれるイベントなど、我々としても生駒に住んで良かった、BANDITO生駒さんがここに本拠地を置いて良かったと言っていただけるように、いろいろな取り組みを進めていきたいと思います。」
と語った。
今後のBANDITO生駒について
2023年シーズンに「奈良県社会人サッカー2部」で優勝。
2024年シーズンからは選手兼スポーツダイレクターとして、かつてG大阪などで活躍したフェルナンジーニョの加入が決定。
今後は選手や監督によるキャリア教育プログラムへの参加や市内の小中学生を対象としたサッカー教室の開催などに取り組み、外国人選手を交えた国際交流、市が主催する国際交流イベントへの協力などに力を入れていく。
「地域の方々に応援してもらい、強くなっていくチームを目指していきたい。」
とBANDITO生駒の代表・仲宗根信晃氏は語ってくれた。
フェルナンジーニョ氏のメッセージ
「生駒の皆さん、そしてBANDITO生駒の皆さんと一緒にこうやってサッカーを通してつながれたことに心から感謝をしています。日本とブラジルのサッカー業界のいろいろなことを経験してきたのですが、それぞれの良さを合体させて成長していけるよう、そしてサッカーだけにとどまらず、生駒市の皆さんと協力して街の活性化につなげることに努めていきます。自然豊かで温かい人々のいる生駒市の子どもにもスポーツを通し、好きなものへ熱意を持ってもらい将来のためにいろいろな取り組みをしていきたいです。今回のプロジェクトに携わるにあたって、心をつなぐ役割を果たせるスポーツダイレクターになれたらと思います。」
そんな、フェルナンジーニョ氏は1月13日に日本で誕生日を過ごせることが本当に嬉しいと笑顔で喜びの気持ちを話した。
この「まちづくり協定」によって、BANDITO生駒がさらに地域の皆さんと繋がり、国際交流できるイベントを盛り上げてくれると考えると、とても楽しみである。