2023/12/19 18:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】福島の地で連敗を「3」で止める
2023年12月16日、17日、バンビシャス奈良は宝来屋郡山総合体育館で福島ファイヤーボンズと対戦。
16日は85-67で勝利したが、17日は56-74で敗れた。
バンビシャス奈良 85-67 福島ファイヤーボンズ(2023年12月16日)
©Bリーグ
1Q、奈良の得点は林瑛司選手の3Pシュートから始まる。林選手が続けて得点をあげ、序盤の攻撃を牽引すると、その後は、本多純平選手や古牧昌也選手にも3Pシュートがうまれ、20-18とリードして終える。
2Q、開始早々にキャメロン・ジャクソン選手のアシストから石井峻平選手が3Pシュートを決めると、今度はジャクソン選手がポストプレーから得点をあげ、リードを広げた。しかし、クォーターの終盤には、福島に12点のランを許してしまい、34-40と逆転されハーフタイムを迎える。
3Q、ディフェンスからリズムをつくった奈良が立ち上がりから13点のランをみせ、再びリードする。このクォーターは、福島の得点を14得点に抑えながらも、奈良は古牧選手のブザービーターの3Pシュートなど、28得点をあげ、62-54とリードして最終クォーターへ。
4Q、前のクォーターに引き続きディフェンスの手を緩めない奈良が、栗原翼選手、シャキール・ハインズ選手、シェイク・ムボジ選手による連続得点で、点差をさらに広げる。ハインズ選手はこのクォーターだけで3Pシュート3本を含む11得点をあげるなど、最後まで主導権を握り続けた奈良が85-67で勝利した。
©Bリーグ
小野秀二HCコメント
「前半は、個人でがんばりすぎたところがあって、チームオフェンスが上手く機能せず、それで得点が伸び悩みました。反対に、チーム福島の強烈なインサイド陣にしっかり攻められたという印象が残っています。ただし、後半に関しては、我々のチームディフェンスが機能し始めて、非常に良いプレッシャーをボールマンにかけて、相手に良いショットをなるべく打たせず、その上リバウンドも支配することができました。それが勝因になったと思っています。」
バンビシャス奈良 56-74 福島ファイヤーボンズ(2023年12月17日)
©Bリーグ
1Q、この日は、10月の神戸戦以来のスターターとなったジャクソン選手が奈良の初得点をあげる。その後も、ハインズ選手のダンクをアシストし、8本のリバウンドを成功させるなど活躍をみせたが、16-17と1点ビハインドで終える。
2Q、福島のディフェンスを前に、奈良のフィールドゴールは17本中わずか2本に抑えられてしまう。フリースローの成功数もわずか2本と、クォーターを通して6得点にとどまり、22-37と点差を広げられて前半を終える。
3Q、本多選手に笠井康平選手、ハインズ選手と、前半に1本も決まらなかった3Pシュートを4本決めるなど、追い上げを見せるも、2Pシュートのフィールドゴールが成功数0本と、点差を詰めることができず、39-55で最終クォーターを迎える。
4Q、逆転すべくハードなディフェンスと、笠井選手を筆頭に3Pシュートを積極的に狙う。このクォーターも3Pシュートを4本成功させるも、フィールドゴール成功率は33.3%にとどまり、56-74で敗戦。
©Bリーグ
小野秀二HCコメント
「チーム福島のディフェンスが非常に良く、とくにPGのところにプレッシャーをかけてきたので、なかなか我々の思うようなボールの展開ができませんでした。シュートの確率が30%をきってしまうようでは、試合に勝つことはできません。途中追い上げる場面もあったのですが、今日はそのタイミングでいろんなミスをしてしまった。一番悪いパターンでオフェンスが崩れてしまいました。ディフェンスについては、オフボールスクリーンのところでオープンマンを作ってしまったことは反省材料としてありますが、インサイドはしっかり守れていましたし、そこまで悪いものではなかったと思います。」