2023/11/28 17:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】過密日程も「勝ちきり5連勝」
2023年11月25日、26日、バンビシャス奈良は盛岡タカヤアリーナで岩手ビッグブルズと対戦。
25日を80-69、26日を77-71で勝利し、奈良は連勝を5に伸ばした。
バンビシャス奈良 80-69 岩手ビッグブルズ(2023年11月25日)
©Bリーグ
1Q、奈良は本多純平選手、林瑛司選手の得点で先制。その後は岩手に逆転され、リードを許すが、シャキール・ハインズ選手の3点プレーや石井峻平選手の3Pシュートなどもあり、21-22と点差を1点差に抑える。
2Q、古牧昌也選手、栗原翼選手の連続得点で逆転。その後は、ハインズ選手、古牧選手、林選手が立て続けに3Pシュートを決め、点差を広げることに成功。44-36とリードしてハーフタイムを迎える。
3Q、このクォーターは両チームともなかなかシュートが決まらないクォーターとなった。しかし、奈良はシェイク・ムボジ選手がインサイドでの得点やフリースローをしっかりと決め、56-52でリードを保ったまま最終クォーターへ。
4Q、林選手がこのクォーターだけで16得点をあげる活躍を見せる。岩手に同点に追いつかれた時間帯もあったが、林選手を中心に得点を重ねた奈良が80-69で勝利した。
林選手はこの日、自身のキャリアハイとなる27得点を記録した。
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小野秀二HCコメント
「岩手さんの激しいディフェンスを前にして、我々はターンオーバー22本とミスが多くなってしまいました。そこが今日の一番の課題だと思います。ですが、終盤はボールを上手く散らして、勝つことができたと思います。リーグ戦を通して、少しずつ辛抱しながら戦えるようになってきたと思います。また明日、辛抱しながら勝ちたいと思います。」
バンビシャス奈良 77-71 岩手ビッグブルズ(2023年11月26日)
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1Q、奈良は5人中4人が今シーズン初のスターター起用となり、これまでとは顔ぶれをガラッと入れ替えた。序盤はターンオーバーが続き岩手にリードを許す。ワース・スミス選手の3Pシュートが決まり一時逆転するも、岩手に得点を許してしまい、15-17で終える。
2Q、序盤からムボジ選手が3点プレーを成功させるも、その後は、岩手に13点のランを許してしまう。途中、16点あった得点差も、古牧選手と林選手が連続で決めた計3本の3Pシュートや、ハインズ選手の3点プレーで点差を縮め、36-43でハーフタイムを迎える。
3Q、笠井選手、林選手の長距離砲で点差をさらに縮めると、ハインズ選手の3Pシュートで逆転する。そして、ハードなディフェンスで、このクォーター岩手にわずか5点しか許さなかったこともあり、58-48と10点をリードして最終クォーターへ。
4Q、林選手のフリースローサークル付近からのジャンプショットに岩手のファウルが吹かれて3点プレーに。その後の奈良は、ターンオーバーやショットミスにより岩手に点差を縮められる。しかし、最後は強度の高いディフェンスで岩手のターンオーバーやショットミスを誘い、77-71で岩手を振り切った奈良が5連勝を達成した。
小野秀二HCコメント
「前半は、岩手さんのやりたいオフェンスの形を作らせてしまいました。とくにピックからのダイブに対して、ゴール下から点を取られてしまうケースが多くなってしまいました。それをハーフタイムで上手く修正できたことで、後半は彼らに苦しいショットを多く打たせることができました。やはり最後はディフェンスが非常に機能したと思います。
厳しい戦いが続く中で、選手たちが成長した姿を見せてくれて、苦しい時間帯も我慢をしながら、逆転することができました。そういう試合の流れを、選手たちがよく見れるようになったというのが、今節とくに私が感じたところです。選手たちは本当によくがんばってくれました。」
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