2023/11/07 08:00
ぱーぷる編集部
【奈良クラブ】アウェーで貴重な「勝ち点1」をゲット
ⓒNARA CLUB
2023年11月5日(日)、奈良県にホームを置くサッカーJ3の奈良クラブはアウェーで鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、1-1で引き分けた。
貴重な勝ち点1を獲得
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奈良は前半、チャンスを幾度か作るがゴールまで至らず。
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後半も攻撃の手を緩めないが、76分に相手にPKを与えてしまう。
一度はPKをGKのアルナウ選手が止めるが、山口卓己選手に押し込まれ先制されてしまう。
86分、追い込まれた奈良は、山本宗太朗選手がゴールを決めて同点に追いつき、試合終了。
1-1の引き分けで勝ち点1を獲得した。
フリアン監督コメント
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「奈良クラブに対して誇りに思います。ここ3年間指揮をとっているが、これまでの試合を振り返ると、前節の愛媛FC戦のように悪い内容の試合があっても、2試合連続して悪い試合は見つけることができない。それは選手たちを含めクラブが、敗戦や様々なことから学びを得、成熟してきていることが結果に繋がっているということです。
今日の試合はJ2を思わせるような環境、鹿児島ユナイテッドFCの選手やスタッフ、クラブは大きなプレッシャーを背負いながらプレーしているように見受けました。我々奈良クラブの選手達はそれに応戦して戦えたことを誇りに思います。
前半0-0、奈良クラブがゴールシチュエーションこそ多かったように思うが、その中で鹿児島のチャンスの際も、しっかりとディフェンスにも集中出来た。後半PKで失点した後も、選手は集中力を発揮し攻撃を続けた結果、同点ゴールを決めることが出来た。その点からもチームとして成熟してきているところが見えると思います。
我々が改善すべき明確な点は、試合の流れを読むことです。
ビルドアップの場面でリスクをかけるか、かけないか。流れを読んで判断することが必要です。鹿児島のゴールチャンスはほとんどが我々のミスからだったと思いますし、流れを読んで判断することを身に着けなければならない。
最後に今日の試合でJリーグのピッチデビューとなった國領雄斗選手を祝福します。監督としての経験から、全てのことに対して平等にはなれません。國領選手は日々のトレーニングで100%を出し切り努力しており実際に日に日にプレーの質が高くなっています。しかし同じように努力している選手や質の高い選手、経験のある選手がいるためなかなか出場機会を得られなかった。彼の継続性がやっと実った、國領選手を誇りに思っています。」(奈良クラブnoteより)
次節は11月12日(日)にアウェーでカターレ富山と対戦する。