2023/11/02 18:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】「西地区首位」を相手に善戦もあと一歩及ばず
2023年10月27日、28日、バンビシャス奈良は照葉積水ハウスアリーナでライジングゼファー福岡と対戦。27日を68-74、28日は72-74で敗戦。
バンビシャス奈良 68-74 ライジングゼファー福岡(2023年10月27日)
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1Q、この日は栗原翼選手が今シーズン初のスターターで出場。シェイク・ムボジ選手がこのクォーターだけで7得点を挙げる活躍を見せたが、17-18と1点差で終える。
2Q、このクォーターではターンオーバーやシュートがなかなか決まらないなど、厳しい時間が続き、最大15点差をつけられる。しかしながら、古牧昌也選手、本多純平選手によるスティールから速攻を2本連続で決めることで点差を縮め、29-38でハーフタイムを迎える。
3Q、福岡に3Pシュートを 3本決められるなど、一時この日の最大点差となる17点差に離された。奈良は古牧選手の3Pシュートやムボジ選手、シャキール・ハインズ選手がフリースローをしっかりと決めることで、44-56の12点差で最終クォーターへ。
4Q、ハインズ選手が得点を伸ばすと、林瑛司選手、石井峻平選手も続く。残り1分40秒をきったところで、ハインズ選手の3Pシュートが決まり7点差まで迫るも、福岡に追いつくことができず68-74で敗戦。
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小野秀二HCコメント
「けが人が多く出ている中、選手たちは集中したパフォーマンスをしてくれたと思っています。ディフェンスに変化をつけながら守ったところ、そのディフェンスは良かったと思います。ただし、前半福岡さんにセカンドチャンスポイントを多く与えてしまったところは良くなかった。あとは、やはり我々のミスですね。前半7本で、後半4本と、後半は修正できたのですが……。さぁここっていう肝心なところで、ターンオーバーやシュートミスで点を伸ばせなくて、福岡さんにプレッシャーをかけられなかったことが残念です。」
バンビシャス奈良 72-74 ライジングゼファー福岡(2023年10月28日)
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1Q、この日は立ち上がりから福岡に連続得点を許してしまい最大13点差をつけられる。しかしながら、クォーターの後半からは奈良が徐々に点差を縮めていき、栗原選手の3Pシュートで6点差となる21-15で終えた。
2Q、序盤から林選手が3Pシュートを連続で決める好スタートを切る。オフィシャルタイムアウト明けには、奈良が11-0のランを見せ、37-35と逆転してハーフタイムを迎えた。
3Q、このクォーターでは、お互いに譲らない競った展開が続いたが、残り3分半をきったタイミングで、林選手のレイアップが決まると、本多選手のバスケットカウントによる3点プレー、ハインズ選手の3Pシュート、栗原選手のペイントアタックで連続得点を記録。その後は福岡に得点を許すも、55-50でリードを保ったまま最終クォーターに挑む。
4Q、本多選手がこのクォーターで6得点を挙げ、林選手、ハインズ選手の3Pシュートなどもあり、試合終盤までリードを保つ。しかし、残り20秒で福岡に逆転を許すと、一度は同点に追いつくも、残り1秒を切ったタイミングで福岡に決勝弾を許し、72-74で敗戦。
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小野秀二HCコメント
「地区1位の福岡さん相手に、選手たちは良い集中力を持って戦ってくれました。初めに出遅れはしましたが、その後は選手たちがしっかり修正してくれて、追い上げて逆転して、4クォーターもリードする場面を作ることができました。ですが、最後に決めるべきショットを決めた福岡さんと、決めるべきショットを決めきれなかった我々との差が出たと思います。」