2023/07/24 18:11
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【写真あり】高良主将の2発で快勝 13-2で智辯学園が勝利し準決勝進出【奈良県|2023年 夏の高校野球準々決勝】
2023年7月24日(月)、『第105回全国高校野球選手権奈良大会』の準々決勝が行われ、智辯学園が高田相手に13-2(6回コールド)で勝利した。
高良鷹二郎主将が2ホーマー
智辯学園・池下春道選手
智辯学園・松本大輝選手
智辯学園は2回、ノーアウト1、2塁の場面をつくると、高良鷹二郎主将のホームランで3点を先制。
この回、松本大輝選手のホームランも飛び出し5-0とする。
高田はその裏、菅生空輝選手、三岡彩人主将のヒットで、ノーアウト1、2塁のチャンスをつくる。
ここで代打志水亮太選手のレフトへのヒットで、菅生空輝選手が生還。1点を返す。
しかし智辯学園はその裏に川原崎太一選手のタイムリーで1点を追加すると、4回には池下春道選手の3ランで11-1とする。
5回に高田はワイルドピッチで1点を返すが、6回に智辯学園の高良鷹二郎主将がこの日2本目のホームランで勝負あり。
智辯学園が13-2で勝利した。
高田はどんな展開になろうが、全員が笑顔でプレーし続けたのが印象的な試合となった。
高田・菅生空輝選手
勝った智辯学園 高良鷹二郎主将
ー今日の試合を振り返ってみていかがですか?
「先発の藤田が1回からしっかり抑えてくれたので、守備からリズムができ、点につながったのでよかったです。」
ー今日の試合、点数を付けるなら何点ですか?
「60点くらいですね。5回裏で点を取って試合を終えられなかった点は反省材料ですね。」
ーでは最後に準決勝への意気込みをお願いします。
「相手も強くなってくるので、智辯学園らしい守って、繋いで、打ち勝つ野球をしたいと思います。」
敗れた高田 三岡彩人主将
ー今日の試合を振り返ってみていかがですか?
「技術、力の面では確実に僕たちは下にはなりますが、野球はチームスポーツなので、チームだけでなく、スタンドで応援してくださる方々やOBの方々と全員で勝つ気で挑んでいきました。」
ー点が入った3回、みんなで野球を楽しんでいるなーと感じました。
「自分たちは『いい雰囲気で野球をやろう。』と新チームになってからは心がけていました。いい雰囲気から流れを持ってきて、勝とうと思っていました。」
ー1年間、キャプテンとして引っ張ってきてどうでしたか?
「緊張感はあるのですが、純粋に野球を楽しめました。コロナ禍で始まったのですが、何の弊害もなくここまで来れたことに感謝しながら、最後まで笑顔で楽しめたのでよかったです。」
ー最後に奈良県で野球をしてきての感想を聞くと
「中学時代は軟式をやっていたのですが、高校を選ぶ時に本気で『甲子園』を目指そうと決めました。そして、田渕先生の元で野球がやりたいと思い、高田を選びました。自分自身『公立高校から甲子園を目指したい』という思いがあり、今日みたいに私学を倒したいという目標がありました。負けはしましたが、みんなで楽しめたのは一番よかったです。」
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