2023/06/12 11:32
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【奈良クラブ】アウェーで1-1の引き分け フリアン監督「チームとしてメンタルの強さをお見せ出来たと思います」
ⓒNARA CLUB
2023年6月11日、サッカーJ3の奈良クラブはアウェーでギラヴァンツ北九州と対戦し1-1の引き分けに終わった。
1-1の引き分け
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奈良は31分、右サイドからのクロスを浅川隼人選手が頭で合わせるも、相手ゴールキーパーのファインセーブにあいゴールならず。
奈良は48分、寺村浩平選手の右からのクロスを、嫁阪翔太選手がフリーで受け、左足でシュート。
これが決まり1-0とリードする。
しかし71分に高昇辰選手のゴールで追いつかれる。
奈良はその後、片岡爽選手のシュートなどで勝ち点3を狙いに行くが追加点ならず。
1-1の引き分けでゲームを終えた。
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フリアン監督コメント
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「日本ではプレーを『読む』だったりゲームを『読む』といったように表現させると思うのですが、強いチーム(良いチーム)はそうではなく、「描く」。自らプレーのシナリオ・内容を描いていくことが出来るチームこそ強いチームの証だと思います。今日我々はその部分が少し足りなかったように思います。
今日のゲームを振り返り、感覚として受けるのは我々がイニシアティブを握るべき場面で、シナリオを描き切れずプレーしてしまったと思います。
前半は、プレーの内容やシナリオ描き切ることが出来ずにいたが、1度のゴールチャンスが生まれました。プレーを自分たちで描きながら、ボ―ルを持つ時間を長くかつサイドチェンジを2回ほど繰り返したところで、寺村浩平選手のクロスから浅川隼人選手がフィニッシュを迎えられそうな場面でしたが、今日のゲームでのこのような場面が少なかったと思います。
その中でもチームとしてメンタルの強さをお見せ出来たと思います。個人のアクションのミスが起きてしまったところで、相手のゴールが生まれた。やはりアウェイの地で相手サポーターが盛り上がるスタジアムの雰囲気の中では相当なプレッシャーがかかりますが、それに崩れることなく、自分たちのやるべきことをしっかり最後まで出来た。チームとしてメンタルの強さを持っている証だと思います。」(奈良クラブnoteより)
次戦は6月17日(土)アウェーで愛媛FCと対戦。
熱い戦いを期待したい。