2023/06/04 09:40
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【奈良クラブ】「アルナウの好セーブ」などで引き分けに持ち込む
ⓒNARA CLUB
2023年6月3日(土)、サッカーJ3の奈良クラブはホーム(ロートフィールド奈良)で鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、0-0で引き分けた。
価値ある引き分け
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前半、お互いに決定機を作るが、最後の最後でゴールキーパーがファインセーブ。
0-0で折り返す。
奈良は後半、シュートを12本打たれるが、再三に渡るゴールキーパーのアルナウの好セーブでゴールを守り抜き試合終了。
0-0で試合を終え、貴重な勝ち点1を手に入れた。
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フリアン監督コメント
「奈良クラブがJ3というカテゴリーの中で披露しているものは本当に素晴らしいものです。J3のリーダー(鹿児島ユナイテッドFC)と最後の1分まで勝敗が解らない試合が出来たこと、1年前だったら信じられなかったでしょうが、これを今日のゲームで出来たことを誇りに思います。選手たちを称えます。鹿児島はただ高いレベルのクラブというだけでなく、Jリーグの中でも模範すべきだと指定されているクラブです。代表の濵田も昨年、鹿児島を視察し試合のオーガナイズ方法や運営を学ばせてもらいました。このようなサッカー面だけでなく高いレベルのクラブの対して今日のようなゲームが出来たことを誇りに思っています。
我々のプレーは選手たちがフィジカルだけでなく、別の部分でもみせてくれています。フィジカルの部分では、ピッチに立っている多くの選手が90分を通して高いパフォーマンスを披露出来たと思います。それ以外の部分、選手たちのゲームに対する"理解"が、日々深化しているだけでなく完璧に近づいているのではないかと思っています。
ボールを持っている選手・中間の選手・ボールから一番遠い選手と(ボールからの距離が)3段階の選手がそれぞれ次の段階の選手を理解をし互いのプレーを調整していますが、ボールから一番遠い選手も常にメンタル的にアクティブな状態を保ちながら、プレーを先読みしチームとしてのゲームの内容を理解出来ています。
完璧に近いと申しましたが、さらに改善すべきところはあります。理解の深化はかなりレベルが高いところまで来ています。ボールから一番遠い位置にいる選手たちがチームとしての構成をするため距離感をしっかり保ちながら調整している点が、レベルの高いブロックが作れる要因と思っています。」(奈良クラブnoteより)
次戦は6月11日(日)ギラヴァンツ北九州とアウェーで対戦。
奈良クラブの熱い戦いに注目したい。
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