奈良県
2023/06/23 21:05
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)

【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

2023年6月25日(日)からいよいよ「新型車両400系」がデビューする。
『Osaka Metro』 の新型車両となるが、近鉄けいはんな線にも乗り入れされる。

「新型車両400系」デビューの経緯

【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

万博開催に向け、コスモスクエアから夢洲までの1駅延伸することに伴い、列車の増備が必要であるため、現在中央線を走っている、車両寿命が近い20系車両と他路線へ転用する24系車両を新型車両に置き替えることとし、新たなコンセプトで創り上げた新型車両400系を導入することが決定した。

「新型車両400系」の特徴

デザイン(外観)


【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

大阪・関西万博に向けて中央線を「活力インフラ」の舞台・夢洲につながる未来への路線と位置づけて、前面形状をガラス張りの展望形状とし、宇宙船を意識させる未来的デザインを採用。

それにより、車内からの展望や将来の自動運転の可能性を示唆する外観、そして Osaka Metro が提供する「e METROアプリ」や大阪シティバス、オンデマンドバスなどの MaaS との関連性を暗示させる魅力的なデザインとなっている。

また、可動式ホーム柵の時代に合わせた乗降口の明確化と、最新室内装備によるコミュニケーションをデザインテーマとし、扉に中央線の号線色のグリーンを主体に、各車両の装備に応じた配色となっている。

【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

デザイン(室内)


【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

天井を落ち着いた配色とすると共に、壁面と床面をより明るくし、機能に応じた多色使いの座席と相まって、モダンで快適な空間となっている。

また、クロスシート車両を1編成につき1両配備し、目的地に向かって移動するワクワク感や、パーソナルスペースの確保による安心感のある室内となっている。

【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

より詳しく「新型車両400系」を知りたい方はこちら

Osaka Metro公式YouTube「Metro News」


昨年デビューした「 30000A 系」との違いは?

【近鉄けいはんな線】奈良県内も走る!「新型車両400系」がいよいよデビューへ

基本的には「車両デザイン」と「搭載機能」に違いがある。

「30000A 系車両」は2011 年に御堂筋線で運行開始した「30000系車両」をベースに改良を加えたもの。

車内設備等は「30000系車両」とおおよそ同等の仕様であるため、400 系車両で搭載している「クロスシート」「21.5 インチのワイド液晶ディスプレイ」「モバイル用電源(USB)付カウンター」「車両の状態情報を送信するモニタリング機能」「2024 年度に計画の自動運転実証実験に向けた各種機能」等の機能・仕様は搭載されていない。

車体デザインについては、400 系車両の、扉部分への路線カラーや各車両の装備に応じた色の採用とは異なり、大阪のにぎわいと人々の輝く姿をドットでシンボル化したスパークルドットを採用している。

なお、スパークルドットのデザインは車内にも取り込んでおり、「御堂筋線30000系車両」とも異なる雰囲気となっている。

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