ラーメングルメ奈良県奈良市
2023/05/20 07:00
TAR-KUN

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33


新年度が始まってGWが明けたこの5月、皆さんどうお過ごしでしょうか?
今回ご紹介するお店は、4月下旬にオープンし、奈良だけにとどまらず、全国のラーメンファンから熱い眼差しを集めている注目の新店です(*^▽^*)



お店の名前は【麺々 結び(めんめんむすび)】
4月24日に奈良市・西木辻町にオープンしたばかりのニューフェイスです。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

こちらの店主である内山恵太さんは、奈良の名店として知られる富雄の【ラーメン家 みつ葉】で約5年9ヶ月修業され、2号店にあたる【ラーメン家 みつ葉 the second】では店長として活躍された人物。
その方の独立とあって、開店早々行列ができる話題の店となっています。


お店はJR奈良駅から徒歩で15分ほどの場所にあり、専用の駐車場はありませんが近くにコインパーキングがいくつかあります。

カウンター8席の割烹のような和風の雰囲気の店内。
家族連れも大歓迎で、今後はお子様ラーメンの提供も検討されているそうです。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

現在ラーメンの種類は2種類。
『鶏豚々~超多加水手揉み麺~』
『泡魚介塩白湯~全粒粉中太麺~』
があります。

◾️オスス麺 上鶏豚々(とりとんとん)


【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

ココがポイント! 提供直前に打ち粉を降って、一玉ずつ手揉みして仕上げるLIVE感あふれる自家製麺


修業時代から製麺技術に定評があった店主だけに、麺へのこだわりが計り知れません!
2種のラーメンで麺を打ち変えられていて、この鶏豚々らーめんに合わす麺は太麺で“春よ恋”、“ゆめちから”、“もち姫”など6種類の小麦を独自ブレンド。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

小麦に対する水分量は一般的な麺は30%~35%の加水率とされていますが、こちらは「超多加水麺」と謳われるように、52%もの水を多く含んだ麺なのです!
提供前に一玉ずつ手揉みしているのがカウンター越しに見えるのも粋ですね。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

モチモチとした食感と手揉みされたちぢれで、なんとも啜り心地の良い麺。
麺は修業先のみつ葉さんと同じで、並盛も大盛も同一価格でたっぷり麺を楽しめます。

スープは、鶏ガラ、背ガラ、拳骨の3種類をそれぞれ別の炊き方で合計15時間もの時間を費やして炊き合わせた白湯スープ。
『鶏ガラで旨味』、『背ガラで甘味』、『拳骨で濃度』を出しているそう。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

一切の臭みがなく、まったりとしながら骨や肉の旨さが伝わります。
味の決め手となるタレには、奈良の醤油蔵の醤油を2種類、さらに出身地である鹿児島の“藤本醸造”から取り寄せる生の濃口と薄口の醤油をブレンドし、和歌山の湯浅の醤油なども合わせるこだわりよう。


この鶏豚々専用のオススメの食べ方が『味変セット』。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

3種類の香辛料と小ごはんがセットになったメニューで、
●ニンニクの醤油漬け
●カレー粉
の2種類に
●一味
●山椒
のどちらかが選べます。

少しずつ香辛料を入れながらラーメンを楽しみ、最後はスープにご飯を入れておじや風にして余すことなくスープを味わえます。


トッピングは、ロース肉のレアチャーシューと淡路島の玉ねぎ、メンマ、ネギ。
「上」のトッピングには、シットリと仕上げられたレアチャーシューにホロッと柔らかな煮豚、燻製されたレアチャーシュー、トロトロの半熟卵も付いてきます。

◾️オスス麺 泡魚介塩白湯


【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

こちらは、修業先を連想させる泡々のビジュアル。
ベースとなるスープは鶏豚々と同じ鶏や豚骨を各々炊き合わせた濃厚スープで、そこに3種類の煮干しを加えた魚介出汁を合わせています。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

コッテリとした動物系に煮干しが香るオリジナリティーのある味わい。
フワリとした口当たりの泡と煮干しの香りがたまりません。

麺は先ほどの太い手揉み麺とは違い、全粒粉を配合した中太麺。

【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】手揉み麺の存在感が秀逸!満を持してオープンした新店の看板ラーメンを徹底取材!<奈良ラーメン新時代>vol.33

5種類もの小麦をブレンドした自家製麺に中力粉を入れる事によって弾力を生み出し、モチッとした食感が楽しめるのが特徴。


どちらのラーメンもしっかりと個性を持たせてあり、訪れるたびに注文に悩んでしまいそう。
これから更に自分の色を出して、奈良の地で人気を確立していってもらいたいですね!

◆Information情報


麺々 結び(めんめんむすび)
【住所】奈良県奈良市西木辻町86-1
【営業時間】11:00~15:00(売り切れ次第終了)
【定休日】火曜日
【電話番号】非公開

麺々 結び(めんめんむすび)

  • 住所/奈良県 奈良市西木辻町 86-1
  • 電話/-
  • 営業時間/ 11:00~15:00
    備考/売り切れ次第終了
  • 定休日/火
    その他休業日/第1・3水曜(6月~)
  • 駐車場/無(近隣に有料P有)
店舗詳細ページへ

スマホへのインストールはこちらから

おすすめ


  • 【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】2023年奈良ラーメンシーン振り返り! 魅力的な新店オープンでますます賑わいをみせる奈良のラーメン界!<奈良ラーメン新時代>vol.40


  • 奈良に新しい風を吹かす!年末まで続くイベント『大和麺祭~Yamato Mensai~』は食べどころたくさん! <奈良ラーメン新時代>vol.39


  • 【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】奈良に新しい風を吹かす!11月から始まるイベント『大和麺祭~Yamato Mensai~』は食べどころたくさん! <奈良ラーメン新時代>vol.38


  • 【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】オリジナリティあふれる一杯で勝負をかけるニューフェイスを2店ご紹介!<奈良ラーメン新時代>vol.37


  • 【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】この夏注目! 奈良で味わえる“冷た~い”麺特集・第三弾<奈良ラーメン新時代>vol.36


  • 【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】この夏注目!奈良で味わえる“冷た~い”麺特集・第二弾<奈良ラーメン新時代>vol.35