2023/04/06 11:50
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【バンビシャス奈良】2日は4Qで一時逆転も惜敗 痛い連敗で降格圏内の香川と勝率で並ばれる
2023年4月1、2日、男子バスケットボールB2リーグ(2部)のバンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、愛媛オレンジバイキングスと対戦。
B2残留争いをしている奈良と、B2プレーオフのワイルドカード枠を狙う愛媛の、勝ちたい気持ちがぶつかりあう試合となった。
しかし、奈良は1日を78-92、2日は76-80と連敗してしまった。
これにより、B3降格圏内の香川ファイブアローズと勝率で並ばれた。
得失点差では100以上の開きがあるため、まだ奈良が有利だが予断を許さない状況。
奈良はここが踏ん張りどころ。
バンビシャス奈良 78-92 愛媛オレンジバイキングス(2023年4月1日)
©バンビシャス奈良
1Q、奈良のディフェンスがうまく機能せず。愛媛の外国籍選手のインサイドオフェンスを抑えることができずに、18-24と愛媛に先行を許した。
2Q、板橋真平選手が3本のスリーポイントを決めるが、このクォーターも愛媛に高確率でシュートを許し、37-50と点差を開かれた。
3Q、ハーフタイムに修正し、強度を増したディフェンスで、愛媛のミスを誘う。クリスチャン・ジェームス選手が積極的なオフェンスを見せ、60-67と点差をつめた。
4Q、追い上げを試みた奈良だったが、愛媛にも得点を許し、反対に点差を広げられてしまう。2日の試合につなげるため、最後まで激しいディフェンスを続けたが、78-92で敗れた。
©バンビシャス奈良
石橋晴行HCコメント
「前半は、準備してきたディフェンスがまったく機能せず、ペイントでやられてしまって、その影響で外からも確率良く決められてしまいました。後半、そこを修正することはできたのですが、前半での点差が大きく、追いつくことができませんでした。」
板橋真平選手コメント
「今季愛媛さんに勝った試合では、リバウンドで勝って、外国籍選手のシュート成功率を50%未満に抑えることができていたので、今日の試合も、まずはそこを目指しました。この1週間準備してきましたが、それがまったくできませんでした。」
バンビシャス奈良 76-80 愛媛オレンジバイキングス(2023年4月2日)
©バンビシャス奈良
1Q、愛媛にいきなり8点のランを許すも、ジェレマイア・ウィルソン選手が9得点と奮闘し、15-20と追走する。
2Q、オフィシャルタイムアウト後に、古牧昌也選手が攻守に活躍。36-36と同点に追いつく。
3Q、宇都直輝選手が多彩なオフェンステクニックで、ウィルソン選手がフリースローで得点を重ねるも、愛媛のシュートを止められず、59-68と点差を開かれてしまう。
4Q、今度は藤澤尚之選手がオフェンスを牽引。残り45秒で、藤澤選手のアシストでシェイク・ムボジ選手が逆転シュートを決めるも、リードを守りきれず、76-80と愛媛に再逆転され、連敗となった。
©バンビシャス奈良
石橋晴行HCコメント
「前日の敗戦から修正して、今日はペイントのスコアを下げようと挑みました。そこは、40分間できていたと思いますが、最後に競り勝てなかったことが残念です。」
奈良のタウン情報ぱーぷる presents バンビシャス奈良ホームゲームが行われる
4月1日の試合後の集合写真の様子
4月2日の試合後の集合写真の様子
2023年4月1、2日に「奈良のタウン情報ぱーぷる presents バンビシャス奈良ホームゲーム」が行われた。
ぱーぷるのイベントとして、「シカッチェ缶バッチつくり」や「グルメ店」が多く出店し、会場をにぎわわせた。
バンビシャス奈良は、熾烈極めるB2残留争い真っ只中。
ぱーぷるでは、ぜひ来季もB2でプレーしてくれることを願いながら残り3節の情報をお届けする予定。