2023/03/14 11:30
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】残留争いをしている東京Zに痛い連敗
2023年3月11・12日、男子バスケットボールB2リーグ(2部)のバンビシャス奈良はロートアリーナ奈良で、アースフレンズ東京Zと対戦。
東京Zは現在B2全体14位に位置しているチームで、奈良はB2残留に向け、絶対に負けられない相手だったが、11日は77-82、12日も76-82と痛い連敗をした。
バンビシャス奈良 77-82 アースフレンズ東京Z(2023年3月11日)
©Bリーグ
1Q、藤髙宗一郎選手がポストプレーで仕掛け、シェイク・ムボジ選手が速攻からダンクを叩き込むなど、得点を重ねた半面、チームディフェンスが上手く機能せず、17-21とリードされる。
2Q、東京Zのイシュマエル・レーン選手に、15得点3アシストと活躍を許しながら、反対に奈良は得点を伸ばせず、30-42と12点ビハインドで前半を終えた。
3Q、このクォーターも東京Zに主導権を握られ、途中この試合最大となる21点差をつけられる。藤澤尚之選手の高く上げたフローターやジェレマイア・ウィルソン選手の3点プレーなどで、45-59と少し押し戻して最終クォーターへ。
4Q、奈良はディフェンスの強度をいま一度上げ、さらにウィルソン選手のこのクォーター13得点もあり、3点差まで詰め寄るも、最後は振り切られ77-82で敗れた。
©Bリーグ
石橋晴行HCコメント
「大事な試合でミスから入ってしまい、前半を通して流れを悪くしてしまったと思います。大切なリバウンド、試合に臨む強度も、東京Zさんに負けていました。3Qまでこういう状態でいると、やはり勝てないと思います。ただ、4Qはしっかり戦えていたので、これを必ず明日(12日)につなげて、絶対に負けられない試合に勝ちたいと思います。」
ジェレマイア・ウィルソン選手コメント
「前半は東京Zさんの勢いに圧倒されてしまって、攻め込まれ続ける展開にしてしまいました。後半はチームとして修正すべき点を修正することができて、4Qに追い上げることができたと思います。4Qのようなプレーを試合の始めからしないと、勝つことはできないと、あらためて思いました。」
バンビシャス奈良 76-82 アースフレンズ東京Z(2023年3月12日)
©Bリーグ
1Q、宇都直輝選手がいきなりバスケットカウントから3点プレーに成功。東京Zのフィールドゴール成功率を35%に抑えるチームディフェンスも相まって、先行する。クリスチャン・ジェームス選手のブザービーターのスリーポイントで23-17とリード。
2Q、オフィシャルタイムアウト時点で同点に追いつかれるも、オフェンスリバウンドからの粘りの得点を繰り返すことで、41-34と再びリードして前半を終えた。
3Q、中盤まではリードを保ったものの、シュートミスやターンオーバーから、東京Zに立て続けに速攻を出させてしまい、53-54と逆転される。
4Q、東京Zの城宝匡史選手に12得点を許し、点差を開かれる。終盤ファウルゲームを仕掛けるも、追いつくことはできず、76-82で手痛い連敗となった。
©Bリーグ
石橋晴行HCコメント
「前半は、東京Zさんにオフェンスリバウンドを取られて、スコアされていたんですが、しっかり我慢して、自分たちのディフェンスの半分ぐらいはできていたと思います。ですが、このような大事な試合で、後半の入りに2つターンオーバーをしてしまったことに始まり、オフェンスに力が入りすぎて、悪いショットが増えた結果、東京Zさんに走られてしまったことが負けにつながったと思います。非常に残念です。しかし、下ばかり向いていられないので、次節なんとか1つ勝ちたいと思います。」
クリスチャン・ジェームス選手コメント
「昨日(11日)の試合と比べて、ディフェンスは修正できていたと思います。ですが、オフェンスで小さなミスや、決められるショットを落としてしまったことが、負けにつながったと思います。ターンオーバーを見ると、9本に抑えてはいるのですが、そのミスの質が悪く、東京Zさんを走らせてしまうようなものだったことも、敗因になりました。」