子育てコラム生活
2023/03/17 05:00
ぱーぷるmirai編集部

【子育てコラム】できることと、できないこと


こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。



先日、ある公民館さんにセンサリーバックのワークショップ講師として招いていただきました。その時に感じたことをお話します。

会場には5組の親子さま。1才から5才の子どもさんがいらっしゃいました。我が家の子どもたちは11才と9才。1才さんがどんな作業ができて、難しいことはどんなことだったかの記憶は遠い記憶となっています。今回のお話はその反省のようなものです。

その反省の前に、センサリーバックを作り方とともに簡単にご説明します。

■必要なものと作り方
・ジッパー袋
・中にいれるスポンジやビーズなど
・洗濯のり

一番シンプルな物は以上で作ることができます。様子を見てお水を足したり、インクや食紅で色を足したりします。作り方は袋にパーツと洗濯のり等を順にいれて封をする。以上です。

とても簡単なのに、みた目にも感触にも面白い知育玩具ができあがります。

今回は、そのセンサリーバックを作って触って遊んでみようというワークショップでした。できる事、できないこと、なるほどと感じたことを年齢別に記載してみます。



★1歳さん
・小さいパーツや水分を口にすることはなかった
・スポンジを指でつまんだり、転がすあそびを楽しんでいた
・シールをはがして貼ることを楽しんでいた
・ぐるぐる絵を袋に描いていた
・袋をさかさまにしてこぼしたお子さんがいた



★2歳さん
・目の前のパーツすべてを一枚の袋に詰め込んだ
・用意した色すべてをいれて暗い色を作った
・好きなシールを貼ったり、顔の絵をかいたりしていた



★3才さん
・色の好みができていて、気に入ったものをつくることを楽しんでいた
・好きなシールを選んで好きな場所に貼っていた
・親御さんと一緒に作業するコミュニケーションを楽しんでいた



★4才さん
・色を混ぜて作る楽しさに気が付いた
・私が提案した遊び方を取り入れて楽しんでいた
・おとなが思いつかなかったようなアレンジ制作をしていた



★6才さん
・制作を完全に理解していて、袋に絵を描いたりパーツを計画的に使ったりとお手伝いなしでもこちらがイメージしていたとおりのものが制作できた





子どもさんの性格によるところもありますが、今回幅広い年齢層で制作あそびをさせていただいた中で、発達の段階によって楽しいと感じる事、できる事には大きく幅があることを改めて感じました。

同じものを一斉に作り、遊んでみようというワークショップでしたが、その中でももっとそれぞれの年齢に配慮した導き方があったように思っています。


そして最後に。
公民館事業でしたので今回は二人の職員さんが見守ってくださりました。そのおかげで、普段子どもさんの一挙手一投足を見守っている親御さんも自分が楽しいと感じられる制作をしていただく時間をとることができました。実は私は、特にそのことを嬉しく思っています。


【もりのいりぐちで羽休め】






活動日:主に第2・第4水曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円
   (ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
 『SPACE DEPARTMENT』
 奈良市平松1丁目27-12
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 (近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)


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【コラム執筆者】
森野ゆかり


東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。

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