2023/03/06 17:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】連敗を「6」でストップ！前日の惜敗の悔しさを生かして貴重な勝ち星を挙げる
2023年3月4・5日、男子バスケットボールB2リーグ（2部）のバンビシャス奈良は、山形県総合運動公園（山形県天童市）で、B2東地区の山形ワイヴァンズと対戦。
4日は85-93で敗れたたが、5日は71-63で勝利。連敗を6で止めた。
バンビシャス奈良 85-93 山形ワイヴァンズ（2023年3月4日）
©Bリーグ
1Q、柳川幹也選手の2本のスリーポイントシュートなどで、奈良が一時7点を先行するも、ミスから山形に6連続得点を許して、14-13と1点までリードを縮められる。
2Q、藤澤尚之選手が味方へのアシスト、自らの得点で奈良の流れを作り、12点のリードを奪う。しかし、その後得点を伸ばせず、リードを失っていく嫌な流れとなったが、宇都直輝選手のアシストを受けたジェレマイア・ウィルソン選手が、ブザービーターで3Pシュートをヒット。33-28と5点差で前半を終えた。
3Q序盤は、両チームが点を取り合う形。奈良は藤髙選手、宇都選手、クリスチャン・ジェームス選手が得点を重ね、残り4分で8点をリード。しかし、三度山形に追い上げを許し、残り30秒を切って1点差に迫られる。残り6秒、再びウィルソン選手が締めのスリーを決めて、53-49と山形を押し戻して、最終クォーターを迎えた。
4Qも奈良がスタートダッシュを決め、リードを一気に11点まで広げた。しかし、この後、山形のジェームズ・ベル選手を波に乗せてしまい、残り21秒で3点までリードを縮められる。終盤、そのベル選手に同点スリーポイントを決められて、76-76でオーバータイムに持ち込まれた。
延長は、追いついた山形にイニシアチブを握られ、先行される。奈良はシュートを決められず、85-93で悔しい逆転負けを喫した。
©Bリーグ
石橋晴行HCコメント
「4Qを迎えるまではチームディフェンスが機能して、山形さんの得点を抑えることができていたと思います。ですが、4Qに入るとベル選手を止められなくなって、チームとしてそれに対応できないまま、負けてしまいました。勝つべき試合たったと思います。」
バンビシャス奈良 71-63 山形ワイヴァンズ（2023年3月5日）
©Bリーグ
1Q、藤髙選手の先制点から5連続得点でリード。ハードディフェンスで山形のオフェンスリズムを崩し、16-9とリードする。
2Q、一時3点差とつめられるも、藤髙選手の1on1からのフェイダウェイシュート2連発で流れを取り戻す。33-26と7点のリードを保って、ハーフタイムへ。
3Q、前のクォーターから続く、山形の連続得点で一気に逆転を許す。藤澤選手や板橋真平選手が得点するも、山形の得点ペースを落とせず、44-52と8点のビハインドに。
4Q、逆転での連敗が続いている奈良は残り3分、柳川選手のスリーポイントシュートでついに逆転。終盤はジェームス選手が得点を重ねて逃げ切り、71-63で勝利。連敗を6で止めた。
©Bリーグ
石橋晴行HCコメント
「前日の試合では、ターンオーバーから山形さんに効率の良いオフェンスをされてしまっていたので、今日はまずターンオーバーをしないことを修正点にあげていました。また、ジェームズ・ベル選手のところを全員で守ろうと話していて、そこも上手くできたのかなと思います。3Qにリードされた後、勝ちきれたことは、連敗が続いていた僕たちにとって、すごく大きなものになりました。」
