【バンビシャス奈良】「長崎のスリーにやられる」　B2西地区2位に2連敗

2023/02/28 17:00

バンビシャス奈良

2023年2月25・26日、男子バスケットボールB2リーグ（2部）のバンビシャス奈良は、佐世保市体育文化館（長崎県佐世保市）で、B2西地区2位の長崎ヴェルカと対戦。25日は87-107、26日は89-100で連敗した。

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1Q中盤まで長崎に先行されるも、交代出場した板橋真平選手のスリーポイントで追いつき、クリスチャン・ジェームス選手もスリーで続いて逆転。終盤に薦田拓也選手が6点を挙げて、25-18とリードした。

2Q序盤は、藤髙宗一郎選手のローポストでの1on1などで、この試合奈良の最大リードとなる8点差をつける。しかし、長崎に8点のランを出され、逆転を許す。藤髙選手とジェームス選手の得点で、完全には流れを渡さず、40-45と5点ビハインドで前半を終えた。

3Q開始から、宇都直輝選手が続けざまに速攻を成功。長崎がタイムアウトで間を取るが、その後も宇都選手とジェームス選手がアタックを繰り返し、追走の手を緩めない。しかし、長崎の山本エドワード選手にスリーポイント3本を含むフィールドゴール4本すべてを成功されると、流れが長崎に傾き、67-81と14点差に開かれた。

最終クォーター、一時10点差につめるも、今度は長崎に11-2のランを出され、19点のビハインドに。なんとか追い上げたい奈良だったが、長崎に55.6%と高確率でシュートを決められ、点差をつめることができず、87-107で敗れた。

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バンビシャス奈良・石橋晴行HCコメント

「序盤はうちのプラン通りに行く場面もありました。しかし、ターンオーバーから崩れてしまい、速い展開で長崎さんに簡単にペイントエリアまで入られて、シュートまで行かれ出したので、そこを止めようとしたところ、今度はスリーポイントシュートにつながってしまって、長崎さんの思い通りの展開に持ち込まれてしまいました。」

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ここまで全試合出場中だった宇都直輝選手を欠いた奈良は、シェイク・ムボジ選手がインサイド、古牧昌也選手が相手のトラベリングを誘うグッドディフェンス、板橋選手がスリーポイント、藤澤尚之選手がコースト・トゥ・コーストを決めるなど、各選手が持ち味を発揮して、競り合いに持ち込み、18-22で最初のクォーターを終えた。

2Qに入ると、薦田選手がスリー1本を含む6得点、古牧選手もスリーポイントを決めて逆転し、長崎にタイムアウトを取らせる。立て直しに成功した長崎に先行される中、板橋選手とジェームス選手がリングへのアタックを繰り返して、40-48でハーフタイムを迎えた。

3Qは、奈良の猛攻から始まる。ムボジ選手がゴール下のプレーで2度3点プレーを成立させると、藤髙選手と古牧選手がスリーポイントを決める。ディフェンスでも踏ん張り、長崎から24秒バイオレーションを奪う。さらに、板橋選手とジェームス選手がスリーを決めて追いつく。しかし、ここから長崎に11点のランを許すが、ジェレマイア・ウィルソン選手のブザービータースリーで63-69と点差をつめて終えた。

前のクォーターで5本すべてのスリーポイントを決めた奈良は、4Qも薦田選手、ジェームス選手、柳川幹也選手がスリーポイントを決めて長崎を追う。藤髙選手の速攻からの滞空時間の長いレイアップ、板橋選手のこの日4本目のスリーが飛び出すも、奈良が流れを掴みかけたところで、長崎の長距離砲が決まり、なかなか点差がつまらない。終盤はファウルゲームを仕掛け、最後まで戦い続けたが、89-100で連敗となった。