奈良県
2023/03/14 09:05
ぱーぷる

【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

奈良県香芝市にある酒蔵『澤田酒造(さわだしゅぞう)』。
代表銘柄は数々の賞を受賞した日本酒「歓喜光(かんきこう) 純米吟醸 小さな喜び」である。


「澤田酒造」酒蔵紹介

【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

奈良県には、酒造りの神様として全国の酒蔵から広く信仰を集める大神神社や、室町時代に僧坊酒の一大生産拠点として近代醸造法の基礎となる酒造技術を確立し、奈良が清酒発祥の地と言われる所以となった正暦寺があり、日本酒文化との深い結びつきがある。

澤田酒造は、その奈良県の中西部、奈良盆地の西端にある酒蔵だ。

創業は江戸時代末期の1830年(天保元年)、初代の澤田定四郎が現・本社所在地である五位堂の地で紺屋業を営みながら、周辺の田んぼで獲れた米を使って酒を造ったのが始まり。

明治時代初期には、三代目が“造り酒屋”として酒造業を本格化。

醸造学者でもあった四代目は、良い酒を造るためには、まず蔵人が健康である必要があると考え、過酷な作業に従事する蔵人のために発酵健康食品を考案。

健康食品事業の礎を築いた。

昭和の時代に入ると太平洋戦争により一時、酒造りを休止。

跡取りが戦死する苦難を乗り越え、戦後まもなく醸造を再開。五代目は、時の杜氏と共にさらなる酒質の向上に取り組み、現在の主力銘柄「歓喜光」を開発。

1988年(昭和63年)には全国新酒鑑評会で金賞を受賞した。

しかし、その後、製造従事者の高齢化等の諸事情により、主要醸造工程を協力会社に委託することを決断。

長らくの間、休造状態となっていたが、2019醸造年度より自社醸造を再開。

製造技術者の育成や設備の更新を行ない、約30年ぶりに「澤田酒造」の酒造りが復活した。

復活後は、国内外様々なコンクールに出品し、数多くの賞を受賞。

これからも、基本に忠実でありながらも既成概念にとらわれず、常に向学心と情熱、丁寧さをもって酒造りに邁進していく。

【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社 【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

「澤田酒造」おすすめ日本酒

歓喜光 純米吟醸「小さな喜び」720ml 2,750円(税込)


【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

原料米には麹米、掛米ともに兵庫県産山田錦のみ使用。
上品な甘みと華やかな吟醸香、そして程よい酸味が利いたスッキリとした後味が特徴で、国内外の品評会でも高い評価を得ている。

ラベルは文人画家・原一郎先生の美しく心あたたまる詩画を使用。
大切な方への感謝の気持ちを伝える贈り物にもぴったり。                                                                     

【商品情報】
●原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
※麹米:山田錦(兵庫)/掛米:山田錦(兵庫)
●アルコール度数:17%
●精米歩合:50%

【受賞歴】
★「ロンドン酒チャレンジ2020」純米吟醸部門 銀賞                                                        
★「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021」プレミアム純米部門 最高金賞
★「インターナショナルワインチャレンジ2021」SAKE部門/純米吟醸酒の部 ゴールドメダル
★「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022」プレミアム純米部門 金賞
★「インターナショナルワインチャレンジ2022」SAKE部門/純米吟醸酒の部 大会推奨酒
★「ミラノ酒チャレンジ2022」フードペアリング部門 ベストフードペアリング賞(パルマ産プロシュット)

【香芝マインド】純米吟醸「初穂乃香(はつほのか)」720ml 2,750円(税込)


【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

『初穂乃香』は、麹米、掛米ともに澤田酒造の地元・奈良県香芝市で生産された酒米「露葉風(つゆはかぜ)」のみで醸した純米吟醸酒で、フルーティな香りと、その後にグッとくる酸味、少しクセのある麹を思わせる含み香(ふくみか)、そして「露葉風」独特の奥行きと立体感のあるコクが特徴。

地元農業者とともに蔵人たちも米作りに携わり、原料米の生産から醸造まで一貫した生産体制で造られた正真正銘の地酒を是非一度ご賞味あれ。

飲用温度帯は、10~15℃(冷蔵庫から出してしばらく経った温度)、もしくは、45℃程度の“ぬる燗”がオススメ。

★【香芝マインド(KASHIBA MIND)】とは、
『地産地醸』をスローガンに地元・香芝産の原料米のみで醸造した正真正銘の地酒シリーズ。

【製品情報】
●原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
※麹米:露葉風(奈良県香芝市)/掛米:露葉風(奈良県香芝市)
●アルコール度数:17%
●精米歩合:50%
●日本酒度:-3.8

【受賞歴】
★「全国燗酒コンテスト2022」プレミアム燗酒部門 金賞

【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

【香芝マインド】「悠久の光(ゆうきゅうのひかり)」純米 720ml 1,375円(税込)


【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

『悠久の光』は、地元・香芝産の原料米のみを使用した正真正銘の地酒【香芝マインド(KASHIBA MIND)】シリーズの純米酒。

地元地域の農業振興と特産品創出を目指し、地元農業者と酒蔵の共同プロジェクトから誕生した『悠久の光』は、原料米に香芝市内の遊休農地を活用し栽培された「ヒノヒカリ」のみを使用。

食用米である「ヒノヒカリ」を65%まで精米するとともに吟醸造りに匹敵するような長期低温発酵を行なうことで、すっきりまろやかな口当たりと芳醇な香りに仕上げた日本酒。

【製品情報】
●原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
※麹米:ヒノヒカリ(奈良県香芝市・遊休農地栽培米)/掛米:ヒノヒカリ(奈良県香芝市・遊休農地栽培米)
●アルコール度数:15%
●精米歩合:65%

<『悠久の光』の遊休農地解消プロジェクト>
奈良盆地の西端、万葉集にも詠まれた二上山の東麓の扇状地に広がる香芝市。

大阪市中心部とのアクセスの良さから1980年代から市域では積極的に宅地開発が行われ、県内でも指折りの住宅都市にまで発展した。

一方、市内の耕作面積は減少の一途を辿り、また、遊休農地(耕作放棄地)も散見されるようになっていた。

このような状況の下「ふるさとの美しい田園風景を守りたい」という地元を愛するたくさんの方々の声により、酒蔵・地元農家・行政の三者が協力し、2013年より香芝市内の耕作放棄地(遊休農地)を活用したヒノヒカリの栽培が開始。

以後毎年、収穫された遊休農地活用米を当社が買い取り、『悠久の光』の製造をはじめ他銘柄の掛米などに使用している。

地域で栽培された米で、地域の酒蔵が日本酒を造り、それを地域、全国、そして世界に向けて販売する。
この『悠久の光』の各製造プロセスには、それぞれ「遊休農地解消による農業の振興」、「酒造りを通じた伝統文化の継承」、「世界に向けた日本食文化発信」という目的があり、これらプロセスに携わる人々に「やりがい」や「誇り」そして「利益」をもたらすことで、将来にわたり持続可能な生産体制をつくりたいという願いが込められている。

これは、近年、国際社会の共通目標とされるSDGsの理念にも一致するものとなっている。

日本酒以外のおすすめ商品

【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

歓喜光 特撰奈良漬(並)600g 3,780円(税込)


【奈良の日本酒|歓喜光(かんきこう)】数々の賞を受賞!復活を果たした奈良の酒蔵|澤田酒造(さわだしゅぞう)株式会社

歓喜光 特撰奈良漬(瓜)300g半割り1本 1,296円(税込)


歓喜光の奈良漬は、丹精込めて育てられた徳島県産の白瓜を使用し、昔ながらの製法を守りつつ手間隙かけて漬けた逸品。

約1年かけて7回の漬け替えを行い、こだわり抜いた酒粕の香りと旨みをじっくり丁寧にしみ込ませた奈良漬は、口に広がる酒粕の芳醇な香りとシャキシャキとした歯ごたえが絶妙。

【奈良漬(並)】
※原材料名:白瓜(半割り)×1、守口大根×1、西瓜×1、胡瓜×1※化粧樽、化粧箱入り
【奈良漬(瓜)】
※原材料名:白瓜、漬け原材料(酒粕、砂糖、食塩、酒精)

※粕の重量は含みません

澤田酒造株式会社

  • 住所/奈良県香芝市五位堂6-167
  • 電話/0745-78-1221
  • 営業時間/9:00~17:00
  • 定休日/土、日、祝日
  • 駐車場/10台
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