2022/12/13 12:53
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
日本初!「食」と「観光」をテーマにした国際会議が奈良県で開幕【ガストロノミーツーリズム世界フォーラム】
2022年12月13日、奈良県コンベンションセンターにて「第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム」の開会式が行われた。
「ガストロノミーツーリズム」とは、地域に根差した食文化を楽しむ旅のことである。
その土地の自然や風土から生まれた、食材や文化によって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的とした、いわゆる「その地域の食」と「観光」をコラボした旅の形である。
その世界フォーラムが日本で初めて開催。
奈良県で12月12日(月)~15日(木)まで開催される。
開会式で奈良県の荒井正吾知事は
「このフォーラムは持続可能性や、グローバルな地域社会を考える上で重要なものとなる。UNWTO(国連世界観光機関)が奈良の地にあることは幸運なことだと思います。奈良県での議論が実りあるものになることを祈っております。すばらしい食と文化遺産を楽しんでください。」
と語った。
また、石井浩郎国土交通副大臣は
「我が国は2019年4月にこのフォーラムのホスト国として立候補いたしました。各国の有力都市との競争を経て、ここ奈良県で開催することができました。海外から日本へ旅行する人が期待する第1位は『日本食を食べること』だそうです。また、日本のお酒を飲むことも大きな楽しみのひとつだそうです。
まさに日本の食文化は海外の方を引き付ける重要な観光資源です。
国土交通省もこのフォーラムを契機とし、ガストロノミーツーリズムを地域活性化の柱のひとつとして、推進してまいります。」
と語った。
会場での参加はすでに締め切られたが、オンラインならまだ参加可能だ。