2022/12/27 07:00
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【阪神タイガース】「今シーズンを振り返って」「奈良県の方々へメッセージ」など 智辯学園出身の前川右京にインタビュー
©阪神タイガース
2021年のドラフト4位で阪神タイガースに入団した前川右京選手。奈良県の名門校・智辯学園出身の前川右京選手にプロ1年目を終えての感想や奈良県での思い出を伺った。
プロ1年目を振り返って
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ー今シーズンを振り返っていかがですか?
「オープン戦で出場させていただき、いいスタートが切れた1年でしたが、シーズンはケガで半分くらいを棒に振ってしまったという悔しいシーズンでした。
ただ、そのケガをしていた期間でも、収穫したこともあったので全てをプラスにとらえてやっていけましたね。」
ーファームでは21試合に出場し.250でホームランも3本と、高卒1年目にしてはまずまずの成績かと思います。ご自身の評価はいかがですか?
「復帰してからの打率であったり、フェニックスリーグでもある程度の成績を残せたので、徐々によくなってきたと思います。
ケガから復帰してからの取り組みが来季につながればいいなと思っています。」
ー昨年の秋にインタビューさせていただいた際に「バッティングでは当てにいってしまったり、守備であったり、走塁、送球面でもおろそかにならないようにしたい。」とおっしゃっていました。プロの世界に入ってからこれらの点は改善されましたか?
「打席の中の内容であったり、打席に入る準備などはプロに入ってからはより一層、気をつけるようにしていますね。
あとは阪神タイガースには守備のスペシャリストとなる先輩がたくさんいらっしゃるので、アドバイスをいただいたりしています。いきなりうまくなることは難しいですが、少しずつレベルアップできるような取り組みをしております。」
ープロに入る前に思っていたことと、プロに入ってみて一番大きかったギャップはどこですか?
「一年間、野球だけをするということですね。
体もだんだんしんどくなってきますし、その中でも自分自身のプレーをするということが大変でした。
体力的なところが大切だと思ったので、オフシーズンに強化していきたいですね。」
智辯学園・奈良県について
©阪神タイガース
ー前川選手は奈良県の甲子園常連校・智辯学園出身です。
最後の夏の甲子園、準優勝で締めくくりましたが、チームメイトとは今でも連絡を取っていますか?
「取っています。たまたまですが、昨日の夜に小畠一心(立教大)から電話がかかってきて、『冬に会えたら会おうと』という話をしました。」
ープロの世界に行く際に、智辯学園の小坂監督からかけられた言葉はありましたか?
「まずは『思いっきりやってこい!』とおっしゃっていただきました。怖がらずにどんどん挑戦していくように言ってもらいましたね。とても重みのある言葉をいただき、本当にお世話になった監督でしたね。」
ープロ野球選手になってから、奈良県に帰ってきたことはありますか?
「ないですね。シーズン入ってから奈良県で試合がなかったので。」
ー今でも奈良県大会の結果はご覧になっていますか?
「やはり智辯学園の結果は気になりますね。試合も生で見たいのですが、シーズン中でもあったので、後から配信で試合を観ていました。」
ー今の智辯学園を前川先輩から見ていかがですか?
「智辯学園らしく、しっかりプライドを持ってやってくれていると思います。頑張ってほしいなと思います。」
ー高校時代で一番思い出に残っているシーンを教えてください。
「春のセンバツの明豊戦、8回のゲッツーですね。すごく悔しい思い出です。」
最後に来シーズンの意気込みと奈良県の方々にメッセージ
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「智辯学園時代に奈良県の皆様に応援していただきました。その方々への恩返しという意味で、来季は一軍に上がり何とかそこでしがみついて、何が何でも活躍するという気持ちでやっていきたいと思います。」
と笑顔で語ってくれた。
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