子育てコラム生活
2022/11/16 05:00
ぱーぷるmirai編集部

【子育てコラム】子どもが学校に行かなくなったら


「なんで学校に行かないんだろう」


子どもが学校に行かなくなる。最初はお腹が痛いから始まって、休む日が続く。病院に行っても原因がわからず、毎朝、学校に行く、行かないで一揉め。子どもは部屋に閉じこもって出てこなくなり、「私の育て方が間違っていたのかしら」と悩むようになる。

在宅ワーカーのコーディネートをしている栗本です。

これは、我が家の体験談です。
息子が学校に行かなくなったのは、もうすぐ夏休みになる小学校6年生の7月でした。最初は、「お腹が痛いから休む」と言ったので、様子をみるために休ませました。朝ごはんは残したものの、昼ごはん、晩ごはんはしっかり食べていたので、「たいしたことがなくてよかった。次の日には学校にいける」と胸を撫で下ろしていました。でも、次の日も、その次の日も朝になるとお腹が痛いと言います。朝は、トイレにこもってしばらく出なくなることも。

精神的なものではないかと思い悩みました。もうじき夏休みと思った時、子どもがこのまま夏休みを迎えてしまったらずっと学校に行かなくなるかもしれないという不安にかられました。そこで学校に相談に行きました。


学校の先生からは、話を聞いていないことが多いと指摘されました。指示されたことが指示どおりできないとのことでした。

息子は、学習に課題を抱えていたので、発達障害の検査を受けていました。私は、病院に書いていただいた息子の特性と指示書を先生に見てもらい、耳から入る言葉を頭で理解するのが苦手なこと、今までの経験で自己肯定感が下がっていることを話しました。

先生は、発達障害の子への対応も勉強してくださっており、すぐに息子のことを理解してくれました。
家の中では、普通に接して、学校に行く事を急かすことをやめました。「今日どうする?」「休む」「そっか」で終わり。あとは家の中で明るい雰囲気を作るように努力しました。テレビを見たり、ゲームや漫画の話をしたり、話をする環境を作りました。

学校の先生やクラスの仲の良い友達が誘いに来てくれ、夏休み前に息子も少しずつ学校いくようになりました。


担任の先生が、特性を理解して対応してくださり、自信をつけるための声かけをしてくれたおかげで、夏休み以降の学校は楽しいものに変わりました。


6年生最後の運動会のダンスの演目では、センターを見事に務め、見に行っていた祖父母を驚かせました。


卒業式の時にたくさんの友達といつまでも写真を撮りあっている姿を見た時に、楽しく思い出が作れたんだなと嬉しく思いました。


子どもが学校に行かなくなったら周りと情報を共有することが重要ですが、一方で1日でも早く学校に行けるように急かしてしまったり、怒ったり、脅したりは逆効果です。


家の中で孤立しないように会話する機会を増やして、気持ちが吐き出せる雰囲気を作ってあげることが重要です。



息子は、高校卒業後、就職して、都会で一人暮らしをしています。先日は、仕事で海外に行くことがあり、たくさんのお土産を送ってくれました。私にとって自慢の息子です。


冬は必ず春となる。子どもの持つ力を信じることが大事です。いつか笑って話ができる日がくることを祈っています。



【コラム執筆者】
栗本恭子


「地域での仕事」を創る人。ママと企業を繋ぎます。東京都生まれの静岡育ち。18歳〜奈良。LINEで募集中のプロジェクトやスキルアップネタを発信中。気軽にご相談ください。

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