歴史ある寺の古より変わらぬ美しい紅葉【紅葉2022｜長岳寺

＜見頃予想＞11月中旬～12月上旬

奈良県天理市にある弘法大師創建の寺『長岳寺』。
境内12,000坪に四季折々の花が咲き、重要文化財を多く有する「花と文化財の寺」として知られている。

例年11月中旬からモミジやカエデなどの木々が色付き、12月上旬頃まで美しい紅葉が境内を彩る。

中でも1200年の歴史を経た浄土式庭園（本堂前）の紅葉は有名で、日本紅葉の名所100選にも選ばれているほど。

見どころは本堂縁側からの眺め。
古くは沙石集にも「かまのくち　こがれてみうる　もみじかな」と詠まれている。
古より変わらぬ美しさを堪能しよう。

【拝観料】
大人400円、大学・高校生350円、中学生300円、小学生250円

大地獄絵開帳（長岳寺仏画展）

毎秋、紅葉が美しく染まる頃、長岳寺に伝わる有名な「狩野山楽筆・大地獄絵」（奈良県指定文化財　縦4m、横11m）が開帳、一般公開される。

10月23日（土）から11月30日（火）まで本堂で公開。

すさまじい三悪道（地獄、餓鬼、畜生）や修羅道の世界が描かれており、迫力満点。
期間中随時行われる、住職によるコミカルな絵解き説法（閻魔の嘆き）も必聴！