吉野山観光におすすめ！3世代で切り盛りする家庭的な宿【吉野館

2022/09/03 08:25

ぱーぷる

奈良県吉野郡吉野町にある老舗旅館『吉野館』。

吉野山の中千本に位置し、「世界遺産・金峯山寺蔵王堂」へは徒歩5分のフラットなアクセス、「吉水神社」へは徒歩3分と、吉野山を観光するには抜群の立地の宿。

昭和レトロな旅館で、親・子・孫の3世代で切り盛りしている宿は、その雰囲気や接客からどこか家庭的なぬくもりを感じる。

春は山一面の桜を、夏は深緑の山々を、秋は紅葉を、冬は雪景色を楽しむゆったりした時間を、四季折々の姿を魅せる吉野山へ旅してみよう。

【客室】おひとり様から大人数までOK

客室は6畳タイプ、8畳タイプ、中広間タイプの3タイプからなる全8室。

友人同士や夫婦、ファミリーやグループはもちろん、近頃はおひとり様の宿泊も増えているそう。あたたかみのある接客で、ひとりでも安心して宿泊できる。

客室は全室禁煙で、山を一望できる部屋や、吉野の町並みを眺められる部屋が人気。

8畳和室

中広間タイプの部屋は大人数向けの部屋で、山側に面しているため180度パノラマの景色を堪能できる。30畳という広さで、大名気分を味わえるのもうれしい。

中広間和室

【食事】名前のとおり「うまいもん」が詰まったお弁当

うまいもん弁当

吉野館おすすめは、1泊3食プランに含まれる「うまいもん弁当」。

吉野の食材を活かしたお弁当で、大女将の心のこもった手作り。お弁当の中身はおにぎり、甘い卵焼き、お揚げさんと白ねぎの炒め煮、こんにゃくの甘辛煮、漬物（2種）と家庭的でその名のとおりうまいもんがぎっしり詰まっている。

特に漬物に入っている奈良漬けがおすすめで、苦手な人にも食べてもらえるようにと、大女将が特別に漬け込んでいるそう。

華やかさはないが、年配の方には少し懐かしく、女性にはヘルシーなお弁当として喜ばれている。

吉野を散策しながら自然の中でお弁当を食べたり、帰りの電車の中で駅弁として食べたりと、吉野の思い出に忘れられないお弁当になりそうだ。

吉野山観光の拠点に

吉野山を観光するにあたって、中千本のど真ん中に位置している『吉野館』は、とにかくどこに行くにも便利。

「世界遺産・金峯山寺蔵王堂」へはフラットな道を徒歩5分で行くことができ、朝の散歩を兼ねながら、お寺で行われる朝勤行へも参加することができる。

桜が満開の時期には中千本から上千本を眺望できる「吉水神社」へは徒歩3分！

上千本や下千本に位置するお寺などを観光する際にも、立地の良い宿だ。

金峯山寺蔵王堂

自然を楽しんだり、歴史にゆかりのある場所を訪れたり、地のものをおいしくいただいたり、いろんな楽しみ方ができる吉野山。

あたたかいおもてなしでゆっくりくつろげる『吉野館』に泊まって、吉野山の旅を満喫しよう。

四季を通して美しい吉野山。桜の季節は圧巻

宿泊者限定「金剛蔵王大権現」の夜間拝観もおすすめ

春と秋には金峯山寺蔵王堂の秘仏、本尊「金剛蔵王大権現」がご開帳され、このご開帳の期間、吉野山旅館組合では、宿泊者限定の夜間拝観を行っている。各宿泊施設で予約でき、もちろん吉野館でも「夜間拝観プラン」が用意されている。2022年秋の夜間拝観は、現在予約受付中だ。

ロウソクの灯だけで照らされた堂内で僧侶たちの声明が響き、夜の権現様を間近で拝める特別な拝観。この機会に特別なご縁を結んでみてはいかが。