美術館奈良市アート
2022/08/29 07:35
ぱーぷる

焼き締め陶の魅力を堪能「雑器から茶陶へ ―焼き締め陶とその源流―」【寧楽美術館|奈良市】

2022年8月11日(木・祝)~12月25日(日)


奈良県奈良市にある四季折々の姿が美しい日本庭園、名勝「依水園」と同じ敷地内にある『寧楽美術館』にて、やきものの歴史や焼き締め陶(やきしめとう)の魅力を堪能できる展覧会「雑器から茶陶へ ―焼き締め陶とその源流―」を開催。


焼き締め陶の魅力を堪能「雑器から茶陶へ ―焼き締め陶とその源流―」【寧楽美術館|奈良市】

土と炎が編み出す自然の景色が魅力の焼き締め陶(やきしめとう)は、日本独自の発展を遂げたやきもの。

青磁や白磁などの美しい釉薬(ゆうやく)をまとったやきものとは一線を画し、日常雑器として古くから生活の身近にあるものだった。

これらが侘び茶の隆盛にともなって客をもてなす茶の湯の器「茶陶(ちゃとう)」として見出されてゆく過程を、土器にはじまるやきものの歴史とともに紹介する。

展示品を一部ご紹介!


焼き締め陶の魅力を堪能「雑器から茶陶へ ―焼き締め陶とその源流―」【寧楽美術館|奈良市】

焼締一重口水指 銘碧潭 備前 桃山(~江戸)時代 16-17 世紀

焼き締め陶の魅力を堪能「雑器から茶陶へ ―焼き締め陶とその源流―」【寧楽美術館|奈良市】

焼締耳付花生 伊賀 桃山(~江戸)時代 17世紀

特別陳列 11月2日(水)~11月17日(木)


寧楽美術館では、春と秋に、重要文化財の田能村竹田筆『亦復一楽帖』(全十三図)を一図ずつ公開している。

2022年秋は、第四図「山居四月」 を公開。「雑器から茶陶へ ―焼き締め陶とその源流―」とあわせて観覧しよう。

開催概要


【開催期間】 2022年8月11日(木・祝)~2022年12月25日(日)
【開催場所】寧楽美術館 (名勝依水園内)(奈良県奈良市水門町74)
【開館時間】9:30~16:30(入園受付は 16:00 まで)
【休館日】火曜、庭園整備期間 9月20日(火)~9月27日(火)※当面の間、水曜日を臨時休園
【入園料金】一般 1,200 円、高校生・大学生 500 円、小・中学生 300 円

※ご来園の際にはマスクの着用をお願いいたします。
※臨時休園・会期変更する場合がございます。
※最新情報は依水園ホームページ(https://isuien.or.jp/)および公式 Twitter/Facebook でご確認ください。

名勝依水園(めいしょういすいえん)・寧楽美術館(ねいらくびじゅつかん)

  • 住所/奈良県 奈良市 水門町74
  • 電話/0742-25-0781
  • 営業時間/ 9:30~16:30
    備考/入園は16:00まで
  • 定休日/火
    その他休業日/火曜日が祝日または休日の場合は開園し、翌平日に休園
  • 駐車場/なし
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