美術館奈良市アート
2022/07/26 07:00
ぱーぷる

若手写真家たちによる個性あふれる作品展「新鋭展」【入江泰吉記念奈良市写真美術館|奈良市】

2022年7月2日(土)~2022年8月21日(日)


奈良県奈良市にある『入江泰吉記念奈良市写真美術館』にて、若手写真家の個性溢れる作品展「新鋭展」を開催中。

若手写真家たちによる個性あふれる写真展「新鋭展」【入江泰吉記念奈良市写真美術館|奈良市】

野口靖子「赤光の庭 Garden of Red Light」

入江泰吉記念奈良市写真美術館では、設立当初より主軸のひとつとして将来性のある若手写真家の作品が展開されてきた。これは入江泰吉氏の生前の意向によるものであり、「当館が作家育成と公開の場でありたい」という思いの表れとも言える。

これまでも幾度か若手写真家の展覧会が開催されてきたが、時代の流れのなかで独自の感性を輝かせる若い力を紹介する場として今回の「新鋭展」が企画された。

個性溢れる作品が作り出す空間のコラボレーションを来館者が感じられるよう、統一したテーマを設けることなく自由な空間が作り出されている。

その空間を作り出しているのが、活躍中の女性写真家の鵜川真由子「 WONDERLAUND」、野口靖子「赤光の庭」、石井陽子「鹿の惑星」。

3人の異なる視点と表現を肌で感じて自由な空間を旅しよう。

若手写真家たちによる個性あふれる写真展「新鋭展」【入江泰吉記念奈良市写真美術館|奈良市】

鵜川真由子 「WONDERLAUND」

若手写真家たちによる個性あふれる写真展「新鋭展」【入江泰吉記念奈良市写真美術館|奈良市】

石井陽子「鹿の惑星 Deer Planet」

《同時開催》没後30年 入江泰吉「大和のみほとけ」


若手写真家たちによる個性あふれる写真展「新鋭展」【入江泰吉記念奈良市写真美術館|奈良市】

入江泰吉「室生寺弥勒堂釈迦如来坐像」1965年頃

入江泰吉氏の没後30年を機に、入江氏の写真人生を振り返る。今回は、戦後から長年にわたって対峙してきた「大和の仏像」を取り上げる。

戦災に遭い、みほとけを「心の拠り所」として接してきた入江氏が約半世紀にわたって仏像とむかいあい取り組んできた大和の仏像を、モノクロとカラー作品60点で紹介する。

開催概要


【開催期間】 2022年7月2日(土)~2022年8月21日(日)
【開催場所】入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良県奈良市高畑町600-1)
【開館時間】9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
【休館日】月曜日と祝日の翌日 ※ただし、7月18日(月・祝)は開館、翌7月19日(火)は休館
【観覧料金】一般 500円、高校・大学生 200円、小・中学生 100円
【作品解説】毎月第2・第4土曜日  14:00~

入江泰𠮷記念奈良市写真美術館

  • 住所/奈良市高畑町600-1
  • 電話/0742-22-9811
  • 営業時間/9:30〜17:00(入館は16:30まで)
  • 定休日/月曜日、休日の翌日(その日が平日の場合)、年末年始(12月27日~翌年1月3日)
  • 駐車場/あり(1時間まで無料)
店舗詳細ページへ

スマホへのインストールはこちらから

おすすめ


  • 開館50周年記念特別展「漂泊の画家 不染 鉄 ~理想郷を求めて」開催【奈良県立美術館|奈良市】


  • 奈良で育まれた「仮面芸能」の系譜をたどる特別展を開催【奈良県立美術館|奈良市】


  • 虫喰い、口紅って?「やきもの用語」を知るとやきもの観賞がさらに楽しく!【寧楽美術館|奈良市】


  • 夏休みだ!橿原市立こども科学館で夏休み特別工作♪【橿原市】


  • 奈良県出身の日本近代陶芸の巨匠・富本憲吉の生涯を振り返る企画展【奈良県立美術館|奈良市】


  • 松伯美術館「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」展を開催【奈良市】