2022/03/03 05:00
ぱーぷるmirai編集部
【子育てコラム】こどもの作品どうしてる?
こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。
子どもは手を動かすことが大好き。絵を描くことも、ものを作ることも、集めることも。いつもは微笑ましく見守りますが、ふと気づくのですよね。この作品たち、どうしよう…。
そんなとき、わが家ではどんなふうにしているか。いくつかの例をご紹介しようと思います。
①ファイルに収納
子どもの作品は、そのときにしか出せない独特な線や色合いがあります。特に1~3歳のお子さんの作り出すアートの世界はかわいらしくもあり、難解でもあり、秀逸でもあり、二度と生み出されることのない逸品が多いもの。
この時期につくられた紙もの作品は、年代別にファイル収納しています。いつか手が空いたときにこれらの作品をTシャツやバックなどに仕立てたいと思っています。
②飾るスペースを固定して入れ替え
大きな画用紙を用意し、子ども本人に背景となる絵を描いてもらいます。わが家はカーテンになりましたが額縁などでもよいですね。あるいは真っ白な状態でも。
そこに新作を貼っていきます。マスキングテープならはがすこともできますし、どんどん重ねていってもOK。限られたスペースに飾ることができるので乱雑になりません。描いたものが大切に飾られている様子を本人がみるのもよい刺激になります。
③集めた石などはビンに詰めて標本に
お散歩や旅行先で石ころやどんぐり、貝を拾い集めるのは楽しみのひとつ。でも、あちこちに散らばっていると気になって仕方ありません。そこで、ビンにそれらを入れて飾ると素敵な思い出にランクアップします。工作や絵と一緒に飾ると見るのが楽しみなスペースになります。
④シリーズ化で見栄えよく飾る
絵を描くキャンバス(画用紙)の大きさをそろえたり、同じキャラクターでそろえたり。素材や色の雰囲気や大きさがそろっていると整った印象になります。ある程度子どもが大きくなったら、自分の作品は自分で管理してもらうと愛着がわき、大切にできるように思います。
⑤写真で残す
飾るスペースは限りがあるもの。収納にしてもどれもこれも残すことはできません。特に立体工作などは残念ながら処分しなくてはならないものがほとんど。そんなときには写真に撮って残しましょう。お子さんと一緒に撮影していると、作った年やそのときの雰囲気を思い出すことができるのでおすすめです。
今回はこんな方法をピックアップしてみました。「写真で残す」にはいくつかのコツがあるのですが、次回はその方法をご紹介しようと思います。
【もりのいりぐちで羽休め】
活動日:主に第2・第4木曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円
(ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
『SPACE DEPARTMENT』
奈良市平松1丁目27-12
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(近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)
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【コラム執筆者】
森野ゆかり
東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。
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